多くの家庭が勉強に悩むのが中学生であり、この時期に塾や家庭教師を考え始めます。
中学生は、勉強対策選びに失敗すると、高校受験、ひいてはその後の人生に影響を与える重要な時期。
しかし、お子さんにどんな家庭教師がベストなのかがわかる親御さんは、ほとんどいないでしょう。
信頼できそうな先生に、すべてお任せするくらいしかできないかも・・
ですが、親も家庭教師の利用方法や、上手くいくポイントが分かれば、より安心ですよね。
そこでこの記事では、以下の点をまとめました。
- 中学生のお子さんに家庭教師をつける3つのパターン
- それぞれのパターンのコツ・おすすめのコース・合う教師
- 中学生のお子さんにオススメな会社やサービス
- 中学生の家庭教師の料金相場
- 塾と比較したときの家庭教師のメリット
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
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- 100名以上のプロ家庭教師指導
- 1000件以上の家庭教師契約
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たくさんの中学生の勉強を見てきた経験などをもとに、中学生の家庭が家庭教師を始める時に気になるポイントをまとめました。
この記事を読めば、家庭教師が上手くいくコツや、どんな会社を選ぶべきかが分かるようになります。
「家庭教師をつけたいけど、どうしたらいいか不安」という親御さんの参考になるでしょう。
目次
中学生の家庭教師授業・3つのパターン
中学生のお子さんが家庭教師を利用する場合、大きく分けると
の3つになります。
分からないところだけ解説
自力で平均点以上取れているお子さんが分からないところだけを教えてもらうスタイルです。
学校の授業には十分ついていけるけど、ハイレベルな内容も学びたい場合も効果的。
分からないところを自分で見つけ、それを質問できるお子さんにちょうどよい方法です。
塾に通っているお子さんが、補習として家庭教師を利用するのも、これに当てはまります。
成功するコツ
- お子さんの主体性(やる気)の有無が成果に直結するため、やる気があるのかを必ず確認すること
- お子さんが遠慮せず、先生にどんどん質問させるよう導く
- やる気があがる話や勉強のコツを教わると◎
- 教える内容がそこまで多くないため、週1回で十分なことが多い
- このタイプのお子さんは集中力があるため、90分以上の授業でも可能
- 複数科目教わる場合は、90分か120分授業が望ましい
- 予算に制限がある場合は、質問を絞れば60分未満でも対応可能
- ハイレベルな内容も教わりたい場合は、プロ教師か高学歴の学生の先生が望ましい
- 機械的に勉強を教えるだけでなく、勉強のコツ・やる気アップのアプローチが得意な先生が◎
- このタイプのお子さんは集中力があるので、オンラインでも問題ない
オンライン家庭教師であれば、以下の会社がおすすめです。
- プロ教師に特化した「オンライン家庭教師マナリンク」
- 東大の先生が教えてくれる「トウコベ個別指導」
基礎基本からの復習
テストで平均点を取れないお子さんの場合は、集団授業ではついていけてない可能性が高いです。
そんなお子さんは、自分のペースで基礎からじっくり教えてもらう授業が必要。
また、自分だけは勉強できないことも多く、家庭学習の習慣づけも重要な課題になります。
勉強へのやる気も完全になくなってるのよね・・
相性の良い先生に、雑談も交えながら楽しく教わることも大切です。
成功するコツ
- 基礎の復習や家庭学習の定着など、必要なことが多いので、たくさんの授業が必要
- 成果が出るまで時間がかかることも多いため、性急な成果を求めない
- 集中力がないお子さんが多いので、オンラインよりは対面の方が望ましい
- 勉強習慣をつけるためにも、週2回(予算が許すなら3回)で授業をしたい
- 教わることが多いので、授業時間は1回90分程度は欲しい
- 先生との相性が合えばやる気が上がるため、性格面で相性のいい先生を希望したい
- 経験やノウハウが豊富な先生の方が安心できるため、学生の先生よりはプロ教師の方がよい
- 学生の先生を希望する場合は、できるだけ経験豊富な先生にしたい(初めての先生には荷が重い)
- 基本的には褒めて伸ばしてもらう方がいいが、時には厳しいことを話し、勉強に取り組ませる先生がよい
「家庭教師ファースト」では、入会前に実際の先生で無料体験ができるため、相性が気になる家庭には最適。
対面の家庭教師では珍しく、全国対応可能な点もおすすめです。
高校受験対策
勉強への意識が高くない家庭でも、高校受験対策として塾や家庭教師を検討するもの。
部活が終わって、勉強に本腰を入れるために家庭教師を始める人も多いみたい。
- 塾に通いつつ、そのフォローとして家庭教師をつけるケース
- 受験対策を家庭教師1本に任せるケース
の2種類があります。
いずれにせよ、高校受験は、地域ごとにシステムや傾向が微妙に違うため、それらの情報に詳しい先生に教わることが重要です。
経験豊富なプロ教師だと、その手の情報はかなり詳しいですね。
成功するコツ
- 住まいの地域の受験情報に詳しい会社を選ぶ
- 受験情報の詳しさは、入会前の体験やカウンセリング時の説明で判断する
- 入会後は、学校の三者面談・テスト結果などで不安なことがあれば、遠慮なく先生や会社に相談する
- 塾と併用や、合格圏内に入っている場合は、週1回でも問題ないが、1回の授業時間は90分以上にしたい
- 家庭教師1本や、合格圏内に入っていない場合は、週2回以上・90分以上は必要
- 予算が許すならば、プロの先生が望ましい(特に親が受験に不安な場合は、プロの方が安心)
- 学生教師の場合は、本部サポートの手厚い会社を選び、受験生指導の経験がある先生にしたい
地域の受験情報に詳しい会社を探すには、周りで評判になっている会社を選ぶのがよいでしょう。
見つからない場合は「家庭教師比較くらべ~る」などの資料請求サイトを利用するのがオススメ。
また、サポートが手厚い会社としては、「オンライン家庭教師e-Live」が有名です。
中学生の家庭教師でおすすめの会社・サービス
中学生の家庭教師のポイントを紹介しましたが、具体的にどんな会社がいいかというのも気になるでしょう。
ここからは、中学生のお子さんに家庭教師をつけたいときの、おすすめの会社やサービスを紹介します。
オンラインのプロ教師なら「オンライン家庭教師マナリンク」
オンラインでプロ教師を希望するなら、「オンライン家庭教師マナリンク」がおすすめ。
他社のプロ教師と違うのは、実際の教師で体験授業ができる点です。
普通、家庭教師の会社は、無料体験は説明スタッフが行い、実際の先生は入会後に紹介されます。
入会前に先生を派遣するのは、会社としては手間がかかるんです。
でも、親としては事前に実際の先生を体験できると安心ですよね。
オンラインでプロ教師を希望しており、先生との相性が気になる場合は、マナリンクがベストな選択肢でしょう。
プロ教師の割には料金は控えめで、入会金などの授業料以外の費用がかからないのもメリットです。
プロ教師が事前に試せる!
全国どこでも東大生に教えてもらえる「オンライン個別指導トウコベ」
東大生の先生に教わりたいなら、おすすめなのが「東大生のオンライン個別指導トウコベ」。
「トウコベ」の最大の特徴は、全ての教師が現役東大生もしくは東大大学院であることでしょう。
オンラインなので、どこにお住いの家庭でも、東大生に勉強を見てもらえます。
東大生なので、レベルの高い内容もしっかり教えてもらえそう。
学校や塾の授業では物足りない場合は、深い内容を東大生の先生に教えてもらいましょう。
成績上位層のお子さんに、特にオススメですよ。
また、一ケ月の返金保証もあるため、家庭教師やオンライン授業が不安な方でも安心です。
一ヶ月の返金保証付き!
対面で実際の先生が体験できる「家庭教師ファースト」
対面の家庭教師で、入会前に実際の先生を試したい場合は「家庭教師ファースト」がおすすめです。
ファーストでは、マナリンクと同様に、実際の先生で無料体験が可能。
先生との相性が気になる家庭でも安心して利用できるでしょう。
対面の家庭教師では珍しく、全国対応なので、どこにお住いの家庭にもおすすめできます。
また、入会金やサポート費用などがなく、授業料以外にかかるのは年会費(1年に1回、8,800円)のみなのも魅力です。
毎月払うのが授業料と交通費だけなので、分かりやすくていいですね。
先生との相性が事前にわかる!
地域おすすめの会社を無料で資料請求できる「家庭教師比較くらべ~る」
高校入試を成功させるためには、地域の入試システムに詳しい先生・会社を選ぶことが重要。
紹介などのツテがない場合は、一括の資料請求サイトを利用するのが手っ取り早いでしょう。
たとえば「家庭教師比較くらべ~る」では、住まいの地域と利用目的を入力すれば、複数のおすすめ会社の資料請求を無料で行ってくれます。
資料を見て興味がある会社に連絡をとり、悩んでいることや要望を伝えてください。
親身に対応してくれて、料金面でも納得の会社があれば始めてみましょう。
入会すると抽選で2万円ゲットも!
サポートの手厚さが評判の「オンライン家庭教師e-Live」
「オンライン家庭教師e-Live」は、本部スタッフのサポートの手厚さが評判です。
- 「子どものパーソナルコーチのように対応してくれた」
- 「テスト勉強の方法や高校入試に向けてどんなことをすべきかを教えてくれた」
など、サポートスタッフの対応を評価する利用者の声が、他社よりも多く見られます。
また、学生教師も一般募集はしておらず、元e-live生やその紹介に限定されています。
先生自身がe-Liveで教わったことを、お子さんにも伝えてくれるのが期待できますね。
他社の学生の先生よりも安心感がありますね。
後払いの料金システムも安心!
中学生で家庭教師の料金相場は15,000円~20,000円
実際に入会を検討すると気になってくるのが授業料です。相場がどれくらいか気にする人も多いでしょう。
今回オススメしている各社や大手会社の料金を比較すると、以下のようになります。
週1回60分で考えると、15,000~20,000円くらいが相場だと言えそうです。
週1回90分で考えると、2万円~3万円くらいということですね。
家庭教師と塾を比較した場合のメリット
家庭教師を検討する場合は、塾との比較で考える人も多いでしょう。
お子さんに塾が合うのか家庭教師が合うのか・・悩む親御さんは多いですね。
中学生のお子さんにとって、塾と比較した場合の家庭教師のメリットを紹介します。
学校についていけないお子さんでも理解ができる
中学生の勉強で恐ろしいのが、学校の授業のペースについていけなくなること。
通知表で「2」がつく状態だと、基礎基本から理解できていません。学校の授業も理解できてない可能性があります。
こうなると、進学の幅も相当せまくなり、お子さんの将来に大きく影響します。
この状態で塾に通っても、集団授業についていけないので、授業内容が身につきません。
しかし、家庭教師なら、以下の対応が可能です。
- 基礎基本から教えてもらえる
- お子さんが理解できるまで、自分のペースで教えてもらえる
- 自分に合った宿題内容も考えてもらえる
落ちこぼれてしまったお子さんでも、成績を伸ばすことができます。
というか、家庭教師じゃないと無理そうですね・・
授業スケジュールを指定できる
中学生になると、部活や習い事で忙しくなることも珍しくありません。
塾だと塾側のスケジュールに合わせるため、部活などのスケジュールと合わないこともあります。
しかし、家庭教師の場合は、希望スケジュールに合う先生を選ぶことが可能。
土日や、夜9時以降のようなスケジュールでも対応してくれるってことね。
なお、オンラインの場合は対面よりさらに柔軟に対応可能。先生が家庭に行かずに自宅でできるためです。
- 夜22時〜という遅い時間
- 30分や45分などの短時間
でも対応してもらいやすいです。部活動などをメインにしているお子さんに特におすすめです。
中学生は多くの家庭が悩む時期
中学生は、内申点や高校受験など、多くの家庭が勉強に悩む時期でもあります。
実際に家庭教師や塾の要望が一番多い年代であり、親御さんの悩みも深くなりがちです。
しかし、利用するときのポイントや、相場を知っておけば、後悔のない家庭教師選びができるでしょう。
なお、こちらの記事では、家庭教師を始める時に考えるべきポイントをまとめています。
記事内で紹介したサービス・会社
- 実際のプロ教師が事前に体験できるオンライン家庭教師マナリンク
- 全国どこでも現役東大生が教えてくれるオンライン個別指導トウコベ
- 対面授業で実際の教師で体験が可能な家庭教師ファースト
- 地域オススメの会社を無料で一括資料請求できる家庭教師比較くらべ~る
- 公立高校受験対策と手厚いサポートが魅力のオンライン家庭教師e-Live