- 志望校に受かるにはどうしたらいい・・?
- 受験を控える子どもに親は何ができる・・?
- 高校受験対策は塾がいい?家庭教師がいい?
高校受験は、結果によって未来が変わります。人生初の試練だと感じるお子さんも多いもの。
自分のとき以上に不安になる親もいるみたい。
そんな不安を解消するには、効率の良い勉強方法や、合格可能性を上げる戦略を実践するのが効果的。
受験のコツを知れば、より安心して勉強に取り組めますよ。
そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。
- 高校受験勉強のスケジュール例
- 受験勉強時間の目安
- 長時間勉強のコツや効果的な勉強方法
- 高校受験勉強を支える親御さんができること
- 受験勉強における塾や家庭教師のメリット・デメリット
- 受験に受かる子と落ちる子の違い
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。
- 100名以上のプロ家庭教師指導
- 1000件以上の家庭教師契約
- オンライン家庭教師部門の立ち上げ
オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。
詳しいプロフィールはこちら
この記事を読めば、受験のスケジュールや勉強のコツなど、色々な受験勉強のコツが分かります。
受験勉強が不安なお子さんや親御さんは、合格に向けてやるべきことが分かり、迷いがなくなるでしょう。
目次
中3からの受験勉強スケジュール
まずは、受験勉強の大まかなスケジュールの一例を紹介します。
受験勉強を意識するのは早ければ早いほどいいですが、理想的なのは、中学3年生に上がった段階で、1年間のスケジュールを考えることです。
時期 | やりたいこと |
4月 | ひとまず志望校を決める |
4月~7月 | 定期テストの勉強をメインに。 余裕があれば中1・2の復習も |
夏休み | 中1・2の総復習。できれば中3夏休み明けの予習も |
9月~11月 | 定期テストを優先。 実力テスト(入試)の出題形式に慣れはじめる |
12月 | 志望校決定 |
1月~3月 | 入試本番。出題形式にひたすら慣れる練習を |
中3早々に志望校を決めて、目標をはっきりさせる
これも早い方がよいですが、遅くとも中3の春の段階で、志望校を決めましょう。
完全に絞り切らず、2・3校で考えるでもよいです。
志望校を決めることで、内申点の目標(通知表で必要な成績)と入試当日点の目標が固まります。
それによって、どれくらい頑張るべきかがわかり、モチベーションが上がります。
夏休み前は定期テスト最優先
中3の春〜夏休み前は、多くの子が部活動に忙しくなり、勉強への意識が強くありません。
ですが、この時期の定期テストが、中3の内申点に大きく影響します。
内申点の計算は、1年間の通算。夏休み前のテストで高得点が取れれば、その後余裕が持てます。
中3の春は、まだ受験モードではない生徒が多いですよ。
ここで頑張れば、他の子と差をつけられるってことだね。
中3夏休みは前学年の総復習
多くのお子さんは部活が終わり、受験モードに切り替わります。上がったモチベーションとエネルギーは、中1と中2の総復習に使いましょう。
入試用の問題集を、1回2回とやり通すつもりで頑張ることが大切です。
また、可能なら夏休み以降の予習もしたいところ。
9月~11月の定期テストで内申点がほぼ固まるので、準備をいち早く始めると有利になります。
自力での予習は大変なので、塾や家庭教師を利用するのが理想的ですよ。
中3秋は内申点対策がメイン
この時期は、定期テストと実力テストが毎月待ち構えており、非常に忙しい時期。
まず優先したいのは定期テストです。
この期間の成績と、夏休み前の結果で、中3の通知表と内申点がほぼ確定します。
いっぽう、実力テストの結果は、12月の三者面談の参考資料になりますが、入試本番の当日点には直接関係ありません。
実力テストの勉強は、以下を意識しましょう。
- テスト後に復習をして、出題形式に慣れはじめる
- 夏休み中に学んだのに不正解だった問題は、特に力をいれて復習する
志望校を決めれば、入試対策まっしぐら
12月に学校にて三者面談を受け、志望校を決めることになるでしょう。
このころになると、内申点がほぼ固まります。
内申点の成績と、志望校の合格ラインをすり合わせれば、当日点の目標が明確に。
あとはその点数を取るためのプランを決め、入試問題に慣れる勉強を進めましょう。
時期別・受験勉強時間の目安
実際に勉強する際には、具体的に何時間勉強すればいいか悩むかもしれません。
時間で区切ればよいわけではありませんが、一つの目安として、理想的な勉強時間の例を紹介します。
4月~7月 | 部活がある場合は1~2時間。 テスト前期間は、平日3~4時間・休日は6~8時間が理想 |
夏休み | 6〜8時間が理想 |
9月~11月 | 部活がないため勉強最優先。 平日3~4時間・休日は6~8時間が理想 |
冬休み | 6〜8時間が理想 内申が足りず、逆転合格を狙う場合は12時間近くやりたい |
1月~3月 | 平日3~4時間・休日は6~8時間。 ただし入試直前はきちんと寝ることを優先 |
夏休み前は部活優先になりがち・平日なら1,2時間
夏休み前は、どうしても部活が優先になるため、平日は1、2時間ぐらいが現実的かもしれません。
ただし、この時期の定期テストが非常に重要。テスト前期間で部活がない日は、気合を入れて、平日3時間以上、休日は6時間以上頑張るのが理想です。
夏休み中は勉強最優先・6〜8時間
部活が終わり、いよいよ受験勉強に本腰を入れる時期です。
毎日6時間〜8時間を頑張りたいところ。かなり厳しい志望校の場合は、10時間〜12時間くらいを目指したいものです。
これまでほとんど勉強をしてこなかったなら、少しづつ増やしていくのもありですよ。
9月~11月も勉強に集中・平日3~4時間
9月~11月の定期テストによって、内申点が決まります。
平日は学校がありますが、部活も終わっていることが多く、勉強に集中したいところ。
- 平日 3~4時間
- 休日 6〜8時間
くらいを目標にしましょう。
冬休み期間も集中を切らさず夏休みと同じくらい
内申点がほぼ決まり、志望校合格に必要な点数が分かります。
夏休みから頑張っているお子さんは、一息つきたくなるかもしれません。
しかし、冬休みは受験直前期。引き続き6〜8時間の勉強を頑張りたいところです。
なお、内申点が足りない高校に挑戦する場合は、さらに頑張る必要が。
8時間以上は当たり前、12時間くらいを目標にしましょう。
入試直前は無理をしすぎないこと
冬休み明けも、秋の期間と同じような時間で頑張りましょう。
入試問題に慣れる勉強がメインになります。これまでの総仕上げを頑張ってください。
ただし、入試直前3,4日前からは体調を整えることを優先しましょう。
無理に勉強するよりも、睡眠時間を確保したほうがいいみたいね。
長時間の勉強を頑張るコツ
これまであまり勉強してこなかったお子さんが、いきなりの長時間勉強は大変かもしれません。
自信がない場合は、以下のコツを試してください。
睡眠時間を削らない
まずやってしまいがちなのが、睡眠時間を削ること。
しかし、睡眠時間を削ると集中力がなくなり、内容が頭に入りません。
ベストな睡眠時間は人によって違いますが、やはり7~8時間は確保したいところです。
学校の授業を睡眠時間に充てるのもやめましょう。授業態度も内申点に大きく関わります。
授業中に寝ると、内申点が下がり、当日点を取るために余計に苦労することに。
休日は午前中の時間を活用する
学校がない休日には、6〜8時間の勉強時間を確保したいところです。そのためには、午前中の時間を活用するのがオススメ。
例えば、9時〜12時に3時間勉強すれば、午後に3時間勉強することで、簡単に6時間確保できます。
受験勉強は、早寝早起きの方がうまくいきそうだね。
視界から誘惑を消す
勉強机に漫画やゲームなどがあると、そちらに気がいき、集中できなくなります。
勉強スペースには、そのような誘惑がない方がよいでしょう。
図書館や学校の自習室などを利用するのもありです。
他の人が集中するのに刺激されて、自然と集中しやすくなるもの。
また、午前は図書館、午後は家など、時間帯によって場所を変えるのもよいでしょう。
こまめに休憩をはさむ
長時間、無理やり集中するのは大変。無理せずこまめに休憩をはさむことも大切です。
人間の集中力には諸説あり、15分とか45分などが言われています。
なかなか集中できない場合は、以下のようなサイクルを試しましょう。
- 学校の授業と同じように、50分勉強して、10分くらい休憩する
- 短期集中で「25分頑張り、5分休む」を繰り返す
集中力に自信がない人が、気合で60分以上無理やり頑張るのはオススメしません。
受験勉強は半年以上の期間続けるもの。毎日無理やり頑張ろうとすると心が折れます。
短い集中でも、休憩をはさみながら無理せず続けることが大切です。
毎日の勉強時間を記録する
毎日の勉強時間を記録するのもオススメです。
特に最初のうちは、長時間勉強ができた日と、そうでない日があるはず。
勉強時間を記録しつつ、上手くいった日と、そうでない日の違いを考えてみましょう。
それによって、自分が長時間勉強できる条件や環境が分かります。
長時間勉強でできる日を増やせそうね。
高校入試で成功する勉強のコツ
高校入試の勉強は、定期テストとは勝手が違う点も。以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
長期・短期の勉強スケジュールを立てる
大雑把でもよいので、入試本番までの長期のスケジュールと、1ヶ月の短期の勉強スケジュールを考えましょう。
- 中3からの勉強スケジュールをもとに、各月で必要な勉強内容を決める
- 今月必要な勉強を具体的に考える(使う問題集・どのページまで終わらせるか、など)
- 今週必要な勉強を決める(各曜日で何ページまで終わらせるか、など)
このような順番で考えれば、勉強すべき内容がだいたい見えてきます。
毎週1日は予備日を作り、予定通りにいかなかった内容を消化する時間を作るのもおすすめですよ。
自信がないなら塾や家庭教師もアリ
スケジュール組みに自信がないかもしれませんが、最初からうまくできる必要はありません。慣れることで自然と上達します。
どうしても自信がない場合は、受験のプロに頼るのもよいでしょう。
集団塾や、プロ家庭教師を利用すれば、効率的な勉強プランを教えてくれます。
入試対策の問題集を繰り返し解く
受験勉強では、教科書・学校ワークよりも、入試用の問題集の利用がおすすめ。
入試に必要な知識を中心にまとめており、教科書をいちからやり直すより効率的に勉強できます。
塾などであっせんされる、1冊2,300円程度の問題集もいいですよ。
また、同じ問題集を何回も繰り返し解くことも重要。色々な問題集に手を出すよりも、1冊を反復したほうが理解が深まります。
ノートまとめ勉強は相性が悪い
入試問題は、定期テストとは出題形式が違います。出題傾向の問題を繰り返す勉強を重視しましょう。
また、ノートまとめの勉強は時間がかかります。五科目3年間分やるのは、効率がよくありません。
それらを踏まえると、ノートまとめよりも、問題を何回も解く勉強のほうがオススメ。
社会や理科などの暗記科目や、理解が難しい内容に絞りましょう。
得意科目と苦手科目で目標点を変える
入試の成績は、5科目の合計点で判断されます。苦手科目があっても、他でカバーできれば問題ありません。
苦手科目の目標点を下げ、得意科目の目標を上げる戦略も有効。
模試や実力テストを数回受けると、得意・苦手が分かります。そのうえで、目標点の調整を考えてもいいでしょう。
苦手科目を無理やり頑張るよりも、得意を伸ばしたほうが勉強の効率もいいみたいね。
模試や実力テストは終わったあとが重要
中3に入ると実力テストや模試が増えます。これらのテストは、受け終わった後が重要です。
- うっかりミスや、「分かってるつもりなのに間違えた問題」は、自力で正解できるよう復習する
- 分からなかった問題は、易しいものから勉強しなおす
という順番で見直しましょう。
①の問題は次回では間違えないようにして、②のような問題を少しずつ減らす勉強を積み重ねましょう。
満点を取る必要がない場合は、応用問題を捨てることも重要ですよ。
中3夏〜秋では、中1・2の復習が終わっていないため、実力テストでは伸び悩むことが多いもの。
この時期に点数が取れずとも、必要な勉強が追い付けば、冬の時期に点数が伸びるのも珍しくありません。
結果が悪くても簡単には諦めず、「弱点が分かって良かった」くらいにポジティブに考えましょう。
受験生を支える親御さんができること
高校受験では、お子さん本人だけではなく、親も悩みや心配が尽きないもの。
本人よりも親の方が不安っちゃうケースもあるね。
受験はお子さん本人の問題ではありますが、それを支える立場として、親ができることも十分にあります。
自信をつけさせる
真面目で心配性なお子さんなら、親からの励ましが響くことも。
テスト結果で良いところがあれば褒たり、普段の頑張りを認めたりなど、お子さんに自信をつけさせましょう。
反抗期だと、褒めても反応が薄いかもしれませんが、密かに喜んでいることも多いですよ。
ただし、無理やり褒めるのは逆効果。褒めるべきことを積極的に褒めるようにしましょう。
環境を整える
お子さんが勉強に集中しやすいように、環境を整えることも重要です。
勉強部屋や勉強机を用意し、静かに勉強できる環境を作ってあげましょう。
親自身が読書や勉強する姿勢を見せることでも、よい影響を与えられるみたいです。
親子間で話し合い、スマホをいじる時間を制限するのも効果的。
勉強するときはスマホを親御さんが預かり、お子さんが誘惑に負けない環境を作ってあげましょう。
ガミガミ言わない
お子さんがダラダラしていると、「勉強しなさい」と言いたくなるもの。しかし、上から目線でガミガミ言うのは逆効果です。
中3ともなると、親が強制的に勉強させるのはかなり難しいと考えましょう。
塾や学校の先生など、第三者に叱咤激励してもらうのがオススメです。
将来について話し合うのも効果的
お子さんが受験に本気でないようなら、親子間で将来について話すのも効果的。
- あこがれる高校はあるか(部活や制服が理由でもいい)
- 将来やりたい仕事はあるか、そのためにはどの高校に進むのがいいか
- そもそも高校に進学したいか、それとも中卒で働きたいか
これらを考えさせることで、志望校が固まるもの。それによって受験へのやる気アップが期待できます。
このとき、「将来は自分でお金を稼ぎ、自立しなければいけない」という事実も伝えましょう。
体調を崩さないようにフォローする
思いつめてしまうと、睡眠時間を削って勉強を続け、体調を崩してしまう危険も。
頑張りすぎていないか様子を見て、必要なら休ませることも大切です。
- 睡眠時間が足りないと頭が働かず、勉強の効率が落ちる
- 風邪をひいて寝込むと、数日間勉強できなくなる
などの情報を伝え、体を壊さないように調整してあげてください。
食べ物や服装、部屋の気温や湿度なども気に掛けるとよさそうだね。
適切な学習対策を受けさせる
受験は一発勝負。失敗しないように塾や家庭教師を頼るのは効果的な手段です。
実際多くのお子さんが、受験に向けて学習対策を始めます。
家庭教師の問い合わせも、受験が本格化する中3の夏が一番多いですよ。
合格実績が豊富なプロを頼れば、効率的な勉強ができたり、やる気が上がるなど、メリットが非常に多いです。
お子さんが希望していたり、勉強が不安なら、集団塾や家庭教師を受けさせましょう。
集団塾や家庭教師のうち、どの方法がベストなのかは、お子さんのタイプや状況によって大きく変わります。
お子さんに合う学習対策を選択しましょう。
受験対策としての塾のメリット・デメリット
学習対策と言えば、まず集団塾を思い浮かべる人が多いでしょう。
実際、合格実績が豊富な集団塾には、以下のようなメリットが。
- 地域の入試に合わせた効率的な勉強方法が学べる
- 周りの生徒たちと一緒に頑張れる
- 進路指導では、学校先生とは違った視点で意見をもらえる
- 学校よりもハイレベルな内容も扱う
集団塾は、自力よりも効率的でハイレベルな勉強が可能なのがメリット。
また、進路指導でも、学校の先生と同じくらい(場合によってはそれ以上)のノウハウをもとに意見がもらえます。
学校では止められたけど、塾のアドバイスで、高い志望校に合格したケースはたくさんありますよ。
そのほか、他の生徒と一緒に頑張れるなど、一人ではできないことが可能になるのが集団塾の大きな魅力でしょう。
一方で、集団塾には以下のようなデメリットもあります。
- 集団授業についていけない場合がある
- 集団塾では、学校よりレベルが高いのが普通。学校の授業についていけない場合、集団塾でも理解できないことがあります。
- 統一されたカリキュラムで進む
- 一斉授業なので、大勢のお子さん向けのカリキュラムで進みます。また、夏休みから入塾することを前提に組まれています。
夏休み以降に入塾する場合は、そのカリキュラムに合わせるため、余計な苦労をする可能性が。 - レベルの合わない家庭学習を課される
- 家庭学習も、全員一律のレベルのものを出されます。そのため、難しすぎる問題が出されるケースもあります。
平均点以下の成績だったり、中途半端な時期から始める場合は、集団塾は合わなそうね。
塾が合わないなら家庭教師がオススメ
集団塾にはメリットが多いですが、残念ながら合わないお子さんもいます。
その場合は、家庭教師がおすすめ。実際、家庭教師には、以下のメリットがあります。
お子さんのレベルに合わせてもらえる
平均点以下を取りがちなお子さんは、中1、2の内容をじっくり教わる必要があるかもしれません。
集団授業だと、全体に合わせるので、過去の内容をじっくり教わるのは難しいもの。しかし、マンツーマンの家庭教師ならそれも可能です。
レベルの高い内容は飛ばして、基礎を手厚くすることもできそうだね。
中途半端な時期からでも対応可能
多くの集団塾は、夏休みを起点としてカリキュラムを組みます。
9月以降に入塾すると、途中からの勉強になり、抜けが出てしまいがち。
家庭教師の場合は、授業開始のタイミングからカリキュラムを組んでくれます。
12月からでも、対応してくれることが多いです。
集団塾では、12月からの入塾は断られることが多いみたい。
勉強のコツや家庭学習メニューを考えてくれる
集団塾では、家庭学習や勉強のコツを教えてくれます。しかし、全体に向けた内容にならざるを得ません。
ベストな家庭学習や、勉強のコツはお子さんによって変わるもの。
マンツーマンの家庭教師なら、お子さんに合った家庭学習や、理解しやすい勉強方法を教えてくれます。最も効率の良い勉強が可能に。
「英語だけ教えてほしい」「理科の勉強法だけわからない」などのマイナーな希望にも対応できますよ。
これらを踏まえると、以下の場合は、集団塾よりも家庭教師が向いています。
- 通知表の成績がオール3以下
- 中3夏休み以降に勉強対策を始めたい
- 教えてほしいところが限定的(数学のみ、特定の単元だけ教えてほしい、など)
受験対策なら学生よりプロ教師!
家庭教師には、教師によって指導力に差があるという弱点が。そのため、受験指導なら学生ではなくプロ教師を依頼しましょう。
中1・中2の勉強であれば学生教師でも十分ですが、受験となると経験や知識に基づいた指導が必要です。
高校受験にておすすめの家庭教師会社は、以下の3社です。
- オンラインならプロに特化した「オンライン家庭教師マナリンク」「オンライン家庭教師のメガスタ」
- 対面なら、プロコースもあり、全国対応で良心的な価格の「家庭教師ファースト」
高校入試に受かる子と落ちる子の違い
最後に、高校入試で成功しやすいお子さんと、そうでないお子さんに見られる違いを紹介します。
コツコツ受かるお子さんは合格できる
受験勉強は、数週間で何とかなるものではありません。数か月コツコツ取り組むことで点数を取れるようになります。
「短期間で楽に受かろう」と考えるのではなく、コツコツ努力を続けられるお子さんが成功しやすいです。
まずは基礎基本から勉強しなおすことが大切ですよ。
いきなり応用から取り組むと、時間を無駄しちゃうみたいね。
なかには12月の三者面談から本気になるお子さんもいます。この段階から成績をあげるのは簡単ではありません。
しかし、一日8時間以上取り組めるようであれば、逆転合格の可能性もあります。
その場合でも、まずは基本からコツコツ勉強しましょう。
同じ問題を繰り返すお子さんは合格できる
学習対策としてよく言われるのが、1冊の問題集を何回も繰り返すこと。
同じ問題を繰り返すことで理解が深まり、スムーズに解けるようになります。
意外かもしれませんが、色んな問題集に手をつけるのは悪い勉強方法です。
1冊を2回3回と繰り返し、素早く確実に正解できるようになりましょう。
入試の過去問も繰り返すことが大切みたいね。
緊張は反復で乗り越えられる
「緊張で本来の力が出せないかも」と不安にお子さんは多いです。
それを克服するには、とにかく反復練習し、緊張しても解けるくらいに慣れましょう。
「問題を見たら、考えるより先に手が先に動く」くらいに慣れてしまえば、多少緊張しても正解できます。
計画を立てられるお子さんは合格できる
入試くらいの広範囲だと、無計画に勉強しては点数が取れません。
- 優先して取り組む勉強は何か
- あえて捨てる問題は何か
という点を意識して、本番までに「いつ」「どの勉強」を取り組むかを決めることが大切。
「何を勉強するべきか」が決まれば、「不安で勉強が手につかない」という事態にもなりません。
効率の良い勉強プランを立てるのは、お子さんや親御さんだと難しいかもしれません。
自信がないなら、塾や家庭教師など、受験のプロに学習計画を立ててもらうのがベスト。
裏ワザや受験の心得なども教えてもらえるので、不安な家庭ほど頼もしく感じられるでしょう。
情報を集めることも重要
受験勉強は、スケジュール立てや勉強のコツを知っていればいるほど有利。
勉強を頑張るのはもちろんですが、情報をいかに集めるかも大切です。
受験が不安な人は、ここまで紹介した内容を参考にしてください。
また、自力では難しい場合は、塾や家庭教師の力を借りるのもオススメです。
- オール3より上の成績なら塾
- オール3以下の場合は家庭教師
という基準で選んでおけば、大きな失敗はありません。