勉強お悩み相談

定期テストが見たことないヒドい点数!ヤバい!どうする?

「こんなひどい点数、今まででとったことない!!」

中学・高校になると定期テストが難しくなります。今まではありえないヒドい点数をとるお子さんも。

自信をなくし、落ち込むことも少なくありません。

悩むお母さん

親としても「このまま成績が下がったらどうしよう」と不安です。

達人

対策をとらないと、また同じ点数を繰り返す危険もあります。

そこでこの記事では、以下についてまとめました。

オンライン家庭教師の達人(達人)

この記事を書いた人

10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。

  • 100名以上のプロ家庭教師指導
  • 1000件以上の家庭教師契約
  • オンライン家庭教師部門の立ち上げ

オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。

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ひどい点数を繰り返さないためには、テスト前や普段の勉強を改善することが重要。

この記事を読むと、次のテストで点数を挽回する方法が分かります。

達人

親に怒られないコツや、逆に親御さんがやるべきことも教えますよ。

なぜひどい点数になった?反省したいポイント

定期テストひどい点数を取ったときに反省するポイント

まずは、低い点数を取った原因を振り返りましょう。以下に当てはまるものがないか確認してください。

勉強量は十分だったか

勉強量が足りないと、点数は取れません。勉強量が十分だったかを振り返るには、

  1. 計画していたテスト勉強をすべて実施できたか
  2. 計画の勉強メニューが不足していなかったか

の順に振り返るとよいでしょう。

計画していた勉強ができなかった場合は、勉強に取り組む期間を早めたり、勉強時間を長くする必要があります。

計画通りに勉強しても点数が悪かったなら、計画自体が悪かった(勉強量か内容に問題があった)と考えましょう。

>>定期テストで点数をとるための勉強方法・計画立てのコツ

不正解の理由はなにか

不正解だった問題の原因を確認しましょう。バツがつく原因は、おもに2つ。

そもそも理解してなかった
テスト前の勉強が間に合わず、そもそも理解できてなかったパターン。
分かったつもりだったのに間違っていた
ぞくに言う「うっかりミス」にあたるものです。

理解していない問題が多い場合

理解してない問題が多い場合は、以下の2点を反省します。

  • 分からないところをそのままにしてなかったか
  • 勉強時間が足りてなかったか

勉強時間を増やし、分からないところをやり直す勉強をしましょう。

うっかりミスが多い場合

「分かったつもり」になっていたり、問題を解く回数が少ないと、うっかりミスが起こります

うっかりミスが多い場合は、以下の2点を反省します。

  • 勉強計画をこなして満足してなかったか(きちんと理解していたか)
  • 問題を解く回数が足りていたか(基本は2回、間違える問題は3回)
達人

自力でスラスラ解けないと、本番で正解できませんよ。

定期テストの点数が悪いと将来はどうなる・・?

勉強ができない子どもの将来はどうなる?

勉強の量や質が足りてないと、定期テストで点数は取れません。

この状態が続くと、将来はどうなるかを知っておきましょう。

達人

学生生活はやり直しがききません。取り返しのつかないことになる危険もあります。

通知表の成績が下がり、進路の選択肢が狭くなる

定期テストの結果は、通知表の評価に大きく影響します

私自身が家庭教師として、多くの生徒を見てきた経験からすると、だいたい以下のようにまとめられます。

評価定期テスト授業態度・提出物
130点以下悪い・先生から注意されるレベル
2平均点以下悪い・先生から注意されるレベル
3平均点程度普通・注意も褒められもしない
480点以上良い・先生から褒められるレベル
590点以上良い・先生から褒められるレベル
達人

テストが平均点以下だと、「2」や「1」がつく危険があるんだね。

通知表がオール2程度だと、その地域の最底辺の高校くらいしか進路がありません。

このような高校は、荒れている生徒が多く、非行や暴行の被害に遭う危険も高くなります。

苦手意識とつまづきが生まれる

今まで取ったことのない点数を取ると、苦手意識が生まれ、他の単元より理解度が低くなります。

特に数学や英語は、以前の内容からレベルアップするもの。つまづきを克服しないと、今後の内容も理解できません

達人

今後の単元も苦手になる危険がありますね。

自信がなくなり、心が折れる

ひどい点数にショックを受け、自信を失うと、モチベ―ションも下がります。

今後の勉強も理解できず、また低い点数になる危険が。

このループが続くと、「どうせ自分が頑張ってもダメなんだ」と心が折れます

そして、「頑張ってもダメだから、最初からやらない方がいい」という思考に支配され、自力で勉強する気力が湧きません

悩むお母さん

こうなると、親がいくら言っても聞かなさそうね。

ひどい点数を繰り返さないための対処法

定期テストで点数を取るコツ

原因が分かれば、今後の対策も見えてきます。

以下のうち、当てはまる対処法を実践してください。

勉強習慣をつける

基本的なことですが、テスト前期間以外の勉強も重要です。

  • 日ごろから勉強すれば、テスト前期間の負担を減らせる
  • 日ごろから勉強してないと、テスト勉強のときに頭を切り替えにくい

以上の理由から、テストが近くなくても毎日勉強する習慣をつけましょう。

達人

部活などで忙しくても、せめて30分は確保したいところですね。

問題を解く回数を増やす

うっかりミスや、わかっていたはずなのに間違えた場合は、問題を解く回数が足りてません

  • ノートまとめの勉強ばかりしていた
  • ワーク提出の勉強で精一杯になっていた
  • テスト範囲の問題を1回しか解いていない

などの場合、学習時間を増やし、テスト範囲を2回(できれば3回)繰り返しましょう。

基礎基本から復習する

今の内容を理解するために、基礎基本の復習が必要なケースも。場合によっては、いちど前学年にさかのぼりましょう。

具体的には、以下の2つの方法があります。

毎日の勉強を効率化する

毎日ある程度の勉強をしているのに成績が悪いなら、勉強の質を上げる必要があります。

問題を解く回数を増やしても上手くいかない場合、以下の方法を検討しましょう。

オール4以上のお子さん
効率的に勉強できるタブレッド学習(スタサプなど)
オール3以下のお子さん
家庭教師を依頼して、毎日の勉強メニューを考えてもらう

>>初心者でも失敗しない家庭教師の選び方

習い事や部活動が忙しすぎて、物理的に時間が割けないケースもあるでしょう。

その道のプロを目指していない限り、勉強を優先すべきかもしれません。

習い事などを減らしたり辞めることも一つの選択肢になります。

不明点が解決できる体制を作る

分からないところがそのままでは、テストの点数も取れません。不明点は質問して解決できるようにしましょう。

  • ひんぱんに学校の先生に聞きに行く(聞きに行けるタイミングを見つける)
  • 塾に通い、授業を聞いたり、個別に質問する
  • 家庭教師を頼み、分からないところを教えてもらう

などの対策をとり、分からないところをそのままにしないことが大切です。

家庭教師なら効率の良い勉強ができる

ひどい点数を取り返したいなら、学習アプリ・集団塾よりも家庭教師がオススメ

  • 基礎基本から教えてもらえる
  • 学校や塾の先生に自分から聞きに行く必要がない
  • 自分にあった勉強メニューを考えてくれる

特に、家庭学習をプロの視点で考えてくれるのがメリット。お子さんは勉強だけに集中できるので、効率がいいです。

>>初心者でも失敗しない家庭教師会社の選び方

親から怒られるのは嫌!どうやって回避する?

ひどい点数を親に怒られない方法

いつもよりひどい点数をとったときに気になるのは、親の反応。

達人

ガミガミ言われると腹が立つし、おこづかいダウンなどの罰を受けるかもしれませんね。

そんな親の叱りを回避したい場合は、以下の方法を試しましょう。

「今回のテストはヤバいかもしれない」と伝えておく

ひどい点数を取った場合は、すぐには答案を見せず、まずは「今回のテストはかなりヤバかった」と伝え、心の準備をしてもらいましょう

  • 平均点がいつもより低いらしい
  • 友達や他のクラスでも点数が悪い子がいたらしい

などの事実があれば、それを伝えておくのも良いです。

達人

もちろんウソはダメです!あくまで事実の範囲で伝えてください。

困るお母さん

ウソをつかれると、今後の発言も信じられなくなるわよ。

点数が悪かった原因を自分なりに伝える

点数が悪かった原因を自分なりに伝えることも大切。

  • うっかりミスが多かった
  • 分かってたつもりだったのに、理解度が浅かった
  • 勉強時間が足りなかった

など、理由を自分なりに考え、自ら報告しましょう。点数の悪さを重く受け止めていることが伝わります。

今後どうするかを伝え、実践する

点数が悪かった原因を踏まえて、今後の勉強はどうするのか、どの部分を変えるのかを具体的に伝えます。

  • 毎日の勉強時間を増やす
  • テスト前期間の勉強量や時間を増やす
  • 勉強内容を変える(問題を解く回数を増やすなど)
  • 分からないところは学校の先生に聞きに行く

など、改善点を伝え、実践しましょう

その様子を見せれば、親御さんも納得してもらえるもの。怒られる可能性は少なくなります。

達人

家庭教師や塾が必要なら、同時にお願いしてみる手もありますよ。

言ったからには行動を!

一番大切なことは、「やる」と言ったことをきちんと実践すること。

口だけでその場をやりすごせても、行動が伴わないと、あとから余計に怒られ、信用を失います

どのみち、ひどい点数を取らないためには勉強が必要。やると宣言したことはコツコツ取り組みましょう。

ひどい点数を取ってしまったときに親がやるべきこと

ひどい点数を取った子どもに親ができること

ひどい点数を取ってしまったときに動揺するのは、親も同じです。

親としてどうしたらいいか分からない場合は、まず以下の5点を意識しましょう。

説教や否定をしない

ひどい点数をとってしまい一番落ち込んでいるのは、お子さん自身のはずです。

達人

いっけんヘラヘラしていても、強がっているだけのことも。

このとき、責めるように叱るのは止めましょう。

  • 「だからお前はダメなんだ!そもそもテスト前に~」(過去のことを持ち出して説教開始)
  • 「どうしてこんな点数なんだ!」(責め立てるように理由をただす)

このような発言は、お子さんのプライドを深く傷つけ、立ち直るメンタルを奪います

>>勉強しないわが子にイライラしないコツ

冷静に原因を考えさせる

大切なのは再発防止。なぜ点数が下がったのかを、冷静に考えさせることが大切です。

できればお子さん自身に考えてほしいですが、それが難しいなら、親がヒントをあげましょう

納得するお母さん

この記事で紹介されてる内容が参考になりそうね。

原因が分かったら、改善策を決めて、実践してもらいましょう。

点数が取れない原因や、家庭学習が親子間では分からない場合は、家庭教師を頼るのがおすすめ。

マンツーマンで対応できるので、テスト分析や勉強方法ど、細かいところまで対応してもらえます

>>初心者でも失敗しない家庭教師会社の選び方

勉強しやすい環境を整える

家庭環境がお子さんの勉強を邪魔していることもあります。以下の2点は、親の手によって改善させる必要があります。

家庭内で勉強に集中できるか

お子さんが集中できる勉強部屋や机・文具がない場合は、なんとかその環境を作ってあげてください。

リビングしか勉強場所がなく、テレビや兄弟が騒がしい場合も、勉強に集中できません。

決まった時間は静かにするなど、勉強しやすい環境を提供してあげてください。

分からないところを解決できる環境か

分からないところがあるとき、教えてもらう環境があるかという点も重要。

不明点が少ない場合は、学校の先生に聞けば十分です。そうでないなら塾や家庭教師などの対策が必要です。

  • オール3よりも上の成績なら、ハイレベルな内容も教えてくれる集団塾
  • オール3よりも下の成績なら、基礎基本から教えてくれる家庭教師

など、お子さんのレベルに合わせて選びましょう。

親御さんも勉強する姿勢を見せる

「子どもは親の言うことは聞かないが、やることは真似をする」と言われます。

親が中・高の内容を勉強する必要はありませんが、何かの分野を学ぶ様子を見せることも効果的。

その様子にお子さんも感化され、勉強に取り組みやすくなります。

閃くお父さん

「私も頑張るからあなたも頑張れ」と励ましやすくなるね。

ショックを受けた時が改善のチャンス

定期テストでひどい点数を取ると、ショックを受けてしまうもの。

このとき大切なのは、正解できなかった原因を見つけ、今後の勉強を改善することです。

ひどい点数を取ったショックは、意識を変えるチャンスでもあります。

自分の勉強量や効率が悪くないかを見直し、改善しましょう。

>>定期テストで点数が取れない原因と効率的な勉強方法

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