家庭教師お悩み相談

家庭教師はどう選ぶ?初心者の親が悩むポイント完全解説!!

  • 家庭教師を始めたいけど、どの会社がいいのだろう?
  • 家庭教師の個人契約ってどうやるの?
  • 家庭教師はプロがいいの?学生がいいの?

これから家庭教師を始めようとする親御さんは、色々なことに迷うもの。

塾や家庭教師選びは、失敗するとお子さんの成績、ひいては進路に影響します。

お子さんの学生生活はやり直せないため、失敗するわけにはいきません。

困るお母さん

でも、家庭教師選びは自信がないです・・

そこでこの記事では、以下の点をまとめました。

  • お子さんは塾タイプか?家庭教師タイプか?
  • 家庭教師を選ぶ前に決めておきたいポイント
  • 家庭教師や派遣会社の賢い選び方
  • オススメの家庭教師会社
  • 家庭教師を始める前・始めた後に気になるポイント

オンライン家庭教師の達人(達人)

この記事を書いた人

10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。

  • 100名以上のプロ家庭教師指導
  • 1000件以上の家庭教師契約
  • オンライン家庭教師部門の立ち上げ

オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。

詳しいプロフィールはこちら

実際に家庭教師会社で働いた経験をもとに、家庭教師選びに必要な知識をひととおりまとめました。

家庭教師を始めたいけど、色々不安な人でも、本記事を読めば、より良い家庭教師選びができます

さっそく知りたい人はコチラ!

目次

うちの子は塾派?家庭教師派?

まず気になるのが、お子さんには塾と家庭教師のどちらが合うのかという点でしょう。

昔から、学習対策と言えばまず集団塾で、今もそう考える人も多いです。

塾には、以下の特徴が。

  • 塾のカリキュラム(学校よりも少し高レベル)に合わせて授業が進む
  • 過去の学習内容はほとんど振り返らない
  • 宿題は平均レベルの生徒に合わせた内容

そのため、集団授業についていけて、平均レベルの宿題をこなせるなら、塾が合います。

その一方で、以下の特徴がある場合は、家庭教師の方がよいです。

  • 学校の授業についていけない
  • 基礎(過去の学年)の復習が必要
  • 勉強のやり方がわからない

このようなお子さんは、自分のペースで・基本から教わり、適切な宿題を指示されるマンツーマンでないと成績が伸びません。

達人

「分からないところだけを教わりたい」「塾のカリキュラムが合わない」場合も、家庭教師の方が合っています。

個別塾が合うのはどんな子?

教師一人で複数のお子さんを教える個別塾は、家庭教師と比べると、メリットが中途半端になりがちなのであまりオススメできません。

  • 家では集中できない(オンラインもできない)
  • 近くの個別塾の方が料金が格安
  • 周りに生徒がいた方が勉強しやすい

という条件に当てはまるなら、個別塾でもよいでしょう。

>>集団塾・家庭教師・個別塾の違いを詳しく解説

家庭教師のデメリットと回避方法

メリットの多い家庭教師ですが、もちろんデメリットもあります。

対処法も含めて、以下のポイントは押さえておきましょう。

教師によって対応力に差がある

学生かプロか、指導実績の多少などの条件によって、指導力に差が出ます

そのため、受験指導や不登校生の場合は、担当教師の実力や相性を見極めることが大切。

教師との相性が不安なら、実際の教師で体験ができる会社

などの会社を検討するのがおすすめです。

口コミが探しにくい

塾に比べて生徒数が少ないため、知り合いから評判を聞く機会が多くありません。

以下のサイトでは、各社の口コミを探すことはできます。

ただし、完全な匿名なので、信頼性の面で若干不安が残ります。

そのため、自ら複数社の体験を受けて判断したほうが間違いありません。

>>家庭教師の無料体験を受けるときのポイント

教師の希望が叶わないことも

住まいの地域によっては、派遣できる教師が少ないことも。性別や性格など、希望に合う先生を紹介されないケースもあります。

オンライン家庭教師なら場所の制限がありません。どこに住んでいても、希望する先生を紹介される可能性が高まります。

>>オンライン家庭教師の始め方やおすすめの会社

家庭教師を始めるときにまず決めておきたいポイント

家庭教師の派遣会社を検討する際には、事前に決めておくべきポイントがあります。

対面形式かオンラインか

少し前までは、対面形式が当たり前でしたが、ここ数年で急激にオンラインの授業が普及しました。

達人

大手企業もオンライン授業を続々と始めています。

対面とオンラインには、それぞれ以下の違いが。これらをふまえてどちらが合うかを考えましょう。

>>オンライン家庭教師のメリット・デメリットを詳しく解説

場所の制限

対面だと、派遣できる先生には物理的な制限がありますが、オンラインの場合はそれがありません。

どこに住んでいても、全国から先生が探せます。先生の条件にこだわるなら、オンラインで探す方が見つかりやすいです。

コミュニケーションの取りやすさ

オンラインよりも対面の方が、相手の様子がわかり、コミュニケーションがとりやすいもの。

集中力・やる気のないお子さんや、幼いお子さんは、対面の方がスムーズです。

スケジュールの合わせやすさ

対面の場合は、先生の移動があるため、授業可能な時間帯が限られます。しかし、オンラインはそれがなく、時間の融通が利きやすい傾向が。

  • 夜22時スタート
  • 30分などの短い時間

などはオンラインの方が実現しやすく、忙しいお子さんの要望に応えられます。

授業の気軽さ

オンラインの場合、先生を家に迎え入れる必要がありません。

そのため、感染症の心配がなく、家の掃除やお気遣いも不要。親としても楽に家庭教師を始められます。

通信やパソコントラブルの可能性

オンラインだと、通信環境の設備や機材が必要。最近は通信環境の発展により、簡単にテレビ通話が可能です。

ですが、ちょっとしたトラブルの可能性はゼロではありません。慣れていないと、不安を感じることもあるでしょう。

ここまで紹介した違いをまとめると、以下のようになります。

対面オンライン
教師の制限大きい
住んでる場所に影響する
少ない
住まいによる制限がない
コミュニケーションとりやすいとりにくい
スケジュール融通が利きにくい融通が利きやすい
授業の気軽さ家に来るため
気をつかう
家に来ないため
気が楽
パソコン・通信トラブルなしあり

対面が向いている家庭

  • 勉強のやる気や集中力がないお子さん
  • 先生の条件やスケジュールにこだわりが少ない
  • 通信環境の設定が不安

オンラインが向いている家庭

  • 先生の条件にこだわりがある
  • 先生を家に上げるのに抵抗がある・派遣が難しい地域に住んでいる
  • 授業可能なスケジュールが狭い

達人

両方の体験を受け、違いを確かめるのもアリですよ。

学生教師かプロ教師か

学生・プロ教師が合う家庭の特徴

また、学生教師かプロ教師にするかも、事前にある程度考えておきましょう。

学生コースとプロコースを選べる会社もありますが、学生だけ・プロだけに特化した会社も

一般的に、学生教師とプロ教師は以下の特徴があります。

>>学生教師とプロ教師の違いを詳しく解説

学生教師は親しみやすい

学生教師は、大学などに通う学生が、アルバイトとして家庭教師をするケースです。

アルバイトのため料金が安くなりますが、指導経験が少なく、対応力はプロと比べると見劣りします。

悩むお父さん

卒業や帰省などによる交代・休みもあるみたいだね。

ただし、若いため親しみやすく、お子さんのやる気アップが期待できます。

プロ教師は頼もしさが違う

プロ教師は、派遣会社に所属したり、フリーランスで家庭教師を専業にしているケース。

授業料が高額になりがちですが、指導経験が豊富で対応力も高い点がメリットです。

卒業や帰省で授業に穴をあけることも、ほぼありません。

達人

保護者慣れしており、親からの質問などにもしっかり応対できますよ。

ここまで紹介した違いをまとめると、以下のようになります。

費用経験・ノウハウ保護者対応親しみやすさ休み・交代受験情報
プロ高い豊富慣れている親しみにくいこともほぼ無い詳しい
学生安い少なめ不慣れ親しみやすい有りえる疎い
(出身大学は詳しい)
  • 多少金額がかかっても、本気で成績を伸ばしたいならプロ教師
  • 金額を抑えて、楽しく勉強を教わりたいなら学生教師

と考えるのがよいでしょう。

受験対策や、中学生で平均点以下なら、経験・ノウハウが豊富なプロの方が成功しやすいです。

家庭教師会社の賢い選び方

授業形式と教師の種類を決めると、派遣会社が絞れます。しかし、その選び方を間違えると、後悔する危険が。

そうならないためには、以下のポイントに注意しましょう。

大手派遣会社を盲信しない

一般的に、大手だと安くて質も良いケースがありますが、家庭教師ではそうとは言えません。

達人

私が働いていたころ、大手派遣会社の対応に不満を漏らす声をたくさん聞きました。

逆に、CM などをやらず、知名度が低くても、サポートや受験ノウハウが充実している会社もあります。

もちろん、大手企業の評判には満足の声もあります。一概に大手がダメではありません。

納得するお母さん

「大手だから良いはず」と簡単に考えないほうがいいってことね。

>>大手家庭教師会社のメリットとデメリット

金額・契約条件を確認するまでは決めない

チラシやwebサイトで最安の授業料だけしか載せず、あとから高額な入会金などを案内する会社もあります。

また、契約期間内に辞めると違約金がかかるケースも。

達人

「安い月謝しかかからない」と考えてしまい、高い初期費用や違約金に驚くケースがよく見られました。

家庭教師をはじめる際には、以下の点に注目しましょう。

  • 入会金・保証金などの初期費用
  • 月謝以外に毎月かかる費用(システム管理費)など
  • 契約期間の縛りはないか(違約金はあるか
  • 解約時にはいつまでに申告するのか

>>家庭教師の初期費用の相場や安く抑えるコツ

入会金や違約金などの条件は、会社によって大きく変わります。

詳しい話を聞く前に決め打ちせず、契約条件をすべて聞いたうえで判断しましょう。

複数社の体験を受ける

オンライン家庭教師無料体験時のチェックポイント画像

家庭教師選びに失敗すると、お金だけでなくお子さんの成績にも影響します。ある程度慎重になりましょう。

ベストなのは、複数社の体験を受けて比べること。

一見どこも同じように見える派遣会社ですが、体験を受けると、色々な違いに気づけます。

  • 月謝と初期費用
  • 体験の先生が実際も教えてくれるのか
  • 希望教師の条件は通りそうか
  • 授業以外のサポートの手厚さ
  • 解約時の条件(違約金や申告後に解約までかかる日数)

また、サポート本部の対応の早さや丁寧さ、体験時のスタッフの印象も重要です。

達人

私の経験上、体験〜入会までの対応が雑な会社は、入会後も不誠実です。

これらの視点で3社程度会社の体験を受け、よかった会社を選べば、後悔しない家庭教師選びができます。

>>無料体験を受ける時の流れやチェックポイント

実際の教師で無料体験するのがベター

ふつう、会社の無料体験は、実際の教師ではなく、会社の営業スタッフや専門の教師が行います。

  • 実際の教師は、家庭の希望を聞いたうえで選抜したいから
  • 無料体験では、その会社の授業の進め方が合うかを見てほしいから

という理由によるものです。

ただし、この方法だと、入会後に教師との相性が悪いと悩むケースも。

達人

体験をする教師は、家庭とのコミュニケーション能力が高いので、特にギャップを感じやすいです。

先生との相性が不安な場合は、実際の教師で体験できる会社を検討しましょう。

実際の教師で体験できる会社には、

などがあります。

サポートやフォローの手厚さに注目する

派遣会社の多くは、以下のような色々なサポートを実施しています。

  • お子さんの勉強プラン計画
  • 授業内容の報告
  • 受験資料の提供や進路アドバイス
  • 授業日以外の質問対応

公式サイトや体験時の説明で、どんなサポートを受けられるか確認するよいでしょう。

なかには、現場の教師や社員が面倒くさがり、実際にはやっていないケースも。

疑問なお母さん

気になるサポートがあるなら、入会前に詳しく聞いてみた方が良さそうね。

>>家庭教師のサポート体制の種類について

高額教材販売会社に注意!

一部の家庭教師会社では、何十万円もする高額教材の販売を目的としています。

契約直前や、契約後に何十万もする高額な教材をあっせんされるケースも。

普通の会社では、教材は一冊数千円程度。何十万もするテキストを買う必要はありません。

契約前後に高額教材をあっせんされたら、契約は白紙に戻し(クーリングオフ制度が使えます)、別の会社を利用しましょう。

>>高額教材に関するトラブルと回避方法

おすすめの家庭教師会社・対面形式

ここまで紹介してきた内容を踏まえて、候補にすべきオススメの会社を紹介します。

対面形式おすすめ①:家庭教師ファースト

全国展開している家庭教師の大手企業は、高額な授業料や、違約金の存在など、利用者側に不利な点が多いです。

そんななか「家庭教師ファースト」は、全国展開している対面の家庭教師では珍しく、

  • 入会金やサポート費がない
  • 高額教材なし
  • 違約金がない

という特徴があり、リーズナブルに利用できます。

また、ファーストは、実際の教師で体験ができる点も大きな魅力。

実際の先生との相性が気になる家庭には特にオススメです。

>>家庭教師ファーストを詳しく見てみる

先生との相性が事前にわかる!

対面形式おすすめ②:地域密着型の会社

対面式の家庭教師を探すときにオススメなのは、その地域に根ざした会社や、地域で評判になっている会社を探すことです。

そのような会社を探すには、以下の方法が代表的です。

  • web上で「家庭教師 ○○(地域名)」で検索する
  • 新聞の折込チラシを見る
  • 知り合いで家庭教師をしている人に聞く

なお、スーパーに置かれているポップなパンフレットの会社は、高額教材販売会社が多く、個人的にはオススメしません。

また、資料請求一括サイトを利用するのもオススメ。

住まいの地域と学年、利用目的を入力するだけで、オススメの2、3社の資料が無料で届きます。

理解するお父さん

家庭教師比較くらべ~る」などのサービスが有名みたいだね。

おすすめの家庭教師会社・オンライン

最近では、オンライン家庭教師も増えています。

場所の制限がなく、候補の先生が多いことに加え、対面式より安く済むことも。最近では利用者も少なくありません。

ここでは、おすすめの3社を紹介します。

>>オンライン家庭教師のメリットとおすすめ会社

オンライン家庭教師Wam

オンライン家庭教師Wamアイキャッチ画像

「オンライン家庭教師Wam」は、オンラインが広まる前から手がけています。業界の中では知名度も低くありません。

ホワイドボード画面を共有する授業で、機材の購入が必要ですが、対面に近い感じで授業が可能。

Wamの形式だと、Zoomなどでつなぐよりも、お互いの様子が上手く伝わります

オンラインに不慣れなお子さんでも、分かりやすく授業を受けられるでしょう。

達人

授業料が業界最安級で、月々の出費を抑えたい人にもおすすめですよ。

>>オンライン家庭教師Wamを詳しく見てみる

入会金0円キャンペーン実施中!

オンライン家庭教師e-Live

e-liveアイキャッチ画像

「オンライン家庭教師e-Llive」の特徴は、手厚いサポート体制

  • サポート本部から親への連絡も手厚い
  • 勉強だけでなく勉強の大切さを教えてもらった

などの口コミや体験談が多く、安心して任せられます。

また、塾や家庭教師では珍しく、やった分だけ後払いの料金システムも魅力です。

授業ができなかったときは、翌月以降に繰り越さず、支払いを抑えることも可能。

感動するお母さん

家計にやさしいシステムね!

>>オンライン家庭教師e-Liveを詳しく見てみる

手厚いサポートが魅力!

オンライン家庭教師マナリンク

マナリンクアイキャッチ画像

「オンライン家庭教師マナリンク」は、プロ教師に特化したオンライン家庭教師。

料金は学生よりも割高ですが、入会金やサポート費などがありません

達人

プロでありながら、大手よりも安くなる可能性も高いですよ。

マナリンクは、ファースト同様、実際の教師で体験が可能

オンラインで、実際の先生を体験したいなら、マナリンクがおすすめです。

>>オンライン家庭教師マナリンクを詳しく見てみる

分かりやすい料金体系!

家庭教師を始めるとき、気になる質問答えます

家庭教師を始めようとするときに、気になるポイントについてまとめます。

個人契約で家庭教師をはじめても大丈夫?

家庭教師を始めるには、個人契約という方法もあります。

物知りなお母さん

派遣会社を使わず、大学の掲示板などで直接募集するのね。

個人契約は、会社より費用が抑えられますが、初心者にはオススメしません

個人契約の場合は、契約条件を詰めたり、先生の力量を親御さんが自力で見抜く必要があります。

また、仲介する第三者がいないので、トラブルも自分で解決しなければいけません。

達人

教師を見抜く目や契約ごとに自信がないなら、会社を利用したほうが無難です。

>>個人契約と派遣会社を利用する場合のメリット・デメリット

授業時間や回数はどう決めればいい?

授業時間や回数を決めるときに考えるのは、以下の2つ。

授業内容
分からない問題だけを解説してもらう場合 60分〜90分

基礎基本から教えてもらう場合 90分〜120分
指導科目数
指導科目数=必要な授業回数と考えましょう。

例)英・数の2科目なら週2回授業が望ましい。

>>授業の時間と回数を決める方法

なお、お子さんにやる気や勉強習慣がないなら、週2回以上の授業にしておくのがおすすめ。

達人

週1回授業だと、家庭学習が長続きしずらいです。

家庭教師週2回なら間が空かない

良い教師を見分ける方法は?

家庭教師には、どうしても当たりはずれがあります。

相性の問題もあるため、他の人の評判がよい先生が、必ずしもお子さんにベストとも限りません

先生を見極めるには、以下のポイントに注目するといいでしょう。

  • 指導経験の豊富さ
  • (受験生のみ)先生の出身高校・大学
  • あいさつなどのマナー
  • お子さんの性格と合うか
  • 受験指導の知識 など

>>担当教師の良し悪しを見極めるポイント

詳しくは、当サイトで作成した「担当教師チェックポイント」を参考にしてください。

「意識高い系」と思わせよう

良い教師を紹介されるには、要望をどんどん伝えるのがおすすめ。

会社側に「この家庭は意識が高い」と思わせれば、クレームを防ぐために良い先生を紹介してくれます

逆に、おおらかな家庭だと思われると、「未熟な先生を紹介してもいいか」と判断される危険があります。

家庭教師の口コミはどう探す?

家庭教師は、塾のように、利用者が多いわけではありません。リアルで口コミや感想を聞くのが難しい傾向が。

万能ではありませんが、インターネット上で探すには以下の方法があります。

口コミ専門サイト
家庭教師比較ネット」などのサイトでは、全国の家庭教師の口コミを収集しています。

多くの会社について、悪い面も含めた感想が分かります。

ただし、掲載内容は匿名で、その確実性は担保されていません。あくまで参考程度と考えましょう。
公式サイト
家庭教師会社の公式サイトで、利用者の声が載せられることも。

宣伝なので、良いところしか載りませんが、顔や名前を出しており、信憑性は高いです。

感想の特徴(「東大生の先生を紹介してもらえた」「サポート社員が親身になってくれた」など)という視点で見ると、各社の強みがわかります

家庭教師でも成績が伸びないことはあるの?

集団授業より丁寧に教わるため、成績が伸びる可能性は高いです。しかし、それでも成績が伸び悩むケースも。

代表的なものとして、以下のパターンが挙げられます。

  • 基礎からさかのぼるため、成果が出るのに時間がかかる
  • お子さんが家庭学習をサボっており、定着していない
  • 忘れるペースが速く、回数を増やさないと対応できない
  • 教師の教え方が合わず、理解できていない
  • (内申点限定)テストの点数以外に問題がある

>>家庭教師で成績があがらない理由と対応方法

先生やお子さんに問題がある場合や、回数や能力に限界があるなど、色々なケースがあります。

成績があがらない場合は、派遣会社のサポートに連絡をとり、原因を分析してもらいましょう。

達人

相談に乗ってくれなかったり、対応が雑なら、解約(他社乗り換え)を考えるのも手ですよ。

先生の送り迎えは必要なの?

家庭教師送迎メリット

基本的に家庭教師は、先生の送迎は不要です。

しかし、ご家庭の立地や希望する先生によっては、送迎をお願いされるケースもあります。

困るお母さん

田舎住みや、女性の先生を希望したら、相談されやすいみたい。

送迎には以下のようなメリットもあり、悪いことばかりではありません。

  • 交通費の支払いを浮かせられる
  • 先生とのコミュニケーションの時間が取れる

とはいえ、難しい場合は断りましょう。

送迎を回避するなら、車持ちの社会人(プロ教師)を探してもらったり、オンラインで授業を受ける方法もあります。

>>送迎のメリット・デメリットと送迎を回避する方法

家庭教師でのトラブルはある?

家庭教師に関するトラブルはゼロではありません。

達人

私が勤めていたときも、トラブルを見聞きしました。

具体的には、以下のようなケースがあります。

  • 体験に来た営業スタッフが契約するまで居座る
  • 入会前後に高額教材(数十万円)をあっせんしてくる
  • 担当教師の遅刻・無断欠勤
  • 担当教師と生徒の恋愛トラブル

>>家庭教師で起こるトラブルと対処方法

もちろん、トラブルなど起きないことが圧倒的に多いですが、不安な人は、以下のポイントを押さえておきましょう。

入会前に注意すること

  • 何十万もするテキストセットは契約はしない。そんな高額な教材は不要。
  • 無料体験は複数人の保護者で応対する。
  • 強引に契約を迫られたら、「クーリングオフ制度」を利用し、契約後に即日解約する。

入会後に注意すること

  • 同性の先生を希望する。
  • 先生のマナーが気になる場合は、我慢せずサポート本部に相談する。

解約したいときはどうすればいいの?

家庭教師解約の流れ図解

解約したい場合は、まずサポート本部に連絡しましょう。電話もしくは書面で解約の旨を伝えれば解約は成立します。

達人

なお、家庭訪問を提案されることもありますが、訪問を受けずとも解約は成立しますよ。

解約時の条件に注意!

解約自体は難しくありませんが、このとき注意したいのは以下の2点です。

  • 違約金が発生するかどうか
  • 申告してから何日後に解約が成立するか(辞めるまで1ヶ月以上かかるケースもあります)

両方とも、契約書に書かれている内容を確認しておきましょう。

なお、契約書内容と違う対応をされた場合は、指摘するか消費者センターへ相談しましょう。

悩むお父さん

少しでも解約を考えたら、早めに書類を確認したほうが良さそうだね。

>>家庭教師会社を乗り換える場合や解約するときのポイント

交通費はどれくらいかかる?

先生が家庭に来てくれる場合、移動にかかる費用を交通費として支払います。

家庭教師の交通費は、だいたい月1,000円~4,000円になることが多く、平均すると月2,000円程度

達人

片道250円=往復500円×月4回授業=2,000円となり、月8回授業(週2回授業)なら、この倍になるイメージですね。

交通費は、先生と家庭の距離や交通手段によって大きく変わります。

安く済むケース(月0円~1,000円以内)
自転車で来れる範囲
5㎞以内の範囲で車で来る
高くつくケース(月4,000円超え)
公共交通機関を乗り継ぐ
20㎞以上の距離を車で来る


>>交通費の相場と安く抑える方法

オンラインなら交通費は無料

交通費を抑える究極の方法は、オンライン授業にすることです。先生が家に来ないので、交通費は一切発生しません。

機材費(webカメラなど)が必要ですが、すでに持っているなら購入不要。買うとしても、1万円程度で収まるケースが多いです。

交通費を月2,000円と想定すると、半年以上続けるなら、オンラインの方がお得です。

>>オンライン家庭教師を始める時のポイント

オンライン学習とオンライン家庭教師は何が違うの?

オンライン家庭教師と同様に扱われるものとして、「オンライン学習」があります。

オンライン学習とは、動画授業をオンラインで見たり、タブレッドを使って問題を解くなどのサービスを言います。

達人

「スタディサプリ」や「進研ゼミ」が有名ですね。

webを使うという点では、オンライン家庭教師と同じ。しかし、マンツーマン授業ではないという点で大きく異なります。

オンライン学習は、非常に優れたツールですが、あくまでお子さんが自主的に勉強する必要があります。

そのため、以下のように考えておけば良いでしょう。

オンライン学習
平均レベル以上のお子さんが、自主的に勉強するのにおすすめ
オンライン家庭教師
平均レベル以下で、意欲や自信のないお子さんを伸ばすのにおすすめ。

>>オンライン学習の詳しい特徴とおすすめのサービス
達人

両者の特徴や、相性のよいお子さんのタイプは全く違います。

困るお父さん

家庭教師が必要な子どもがオンライン学習を始めても、効果は薄そうだね・・

無料体験を受けるとイメージが湧いてくる

家庭教師の選び方や気になるポイントを紹介しました。ここまでの内容を踏まえれば、後悔のない家庭教師選びができます。

体験授業を受ければ、さらにイメージも湧くので、より前向きになれるでしょう。

おすすめなのは複数社を体験すること。

体験すれば違いが明確になります。そこから合った会社を選べば、失敗しません。

尻込みするお母さん

2回も3回も体験するのはちょっと面倒ね・・

達人

お子さんの成績、ひいては将来に影響するので、これくらいの労力はかけてもいいと思いますよ。

>>家庭教師を無料体験するときの流れやポイント

記事内で紹介した家庭教師会社