家庭教師お悩み相談

家庭教師は週何回・何時間がいい?【週2回が高いときの対処法も】

「家庭教師の授業は週何回・何時間がいいの?」と悩む親御さんは少なくありません。

学校や塾とは違い、家庭教師は授業の時間や回数を選べます

達人

授業時間は、短いものだと25分や50分、長いものだと130分もあります。

迷うお父さん

選べるのは便利だけど、どうしたらいいか迷っちゃうね。

そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。

  • 家庭教師の授業時間・回数の決め方
  • 学年別・授業時間の目安
  • 予算的に週2回授業が厳しい時の対応法
  • 予算的に授業が厳しい場合のおすすめの会社

オンライン家庭教師の達人(達人)

この記事を書いた人

10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。

  • 100名以上のプロ家庭教師指導
  • 1000件以上の家庭教師契約
  • オンライン家庭教師部門の立ち上げ

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家庭教師は、授業のスタイルと、指導科目数で、授業の時間や回数を決めるのがおすすめ。

また、学年によっても必要時間は変わるので、それらをもとに決めるとよいでしょう。

なお、多くのお子さんにとって週2回の授業が理想になりますが、予算的に苦しくてもやりようはあります。

この記事を読めば、お子さんにあった授業時間・回数や、予算の制限があるときの工夫が分かります。

授業スタイルと指導科目数から考えよう

家庭教師の授業回数や時間の決め方画像

家庭教師の授業時間は、授業スタイルによって決めるのがおすすめです。

大まかに分けると、以下の2つです。

  • 分からない問題だけを解説する
  • 基礎からじっくり教えてもらう

分からない問題だけ 60分〜90分

学校の授業についていけるお子さんが、分からないところだけを教えてもらうスタイル。

ある程度自分で勉強ができ、教えてほしい内容が限られている場合、この方法が効果的です。

このスタイルなら、短くて60分、長くても90分で足りることが多いです。

学年時間の目安
小学生60分
中学生60分
高校生90分

基礎からじっくり 90分〜120分

もう一つは、基礎基本から、丁寧に教えてもらう方法です。

学校の内容が自力で理解できないお子さんに、自分のペースに合わせて教えるスタイル。

困るお母さん

テストで平均点以下しか取れない子どもは、1対1じゃないと難しいみたい。

また、テストの点数が赤点レベルで、学校の授業についていけてない場合は、この方法しかできません。

このタイプなら、できれば90分〜120分欲しいところ。

達人

小学生のお子さんで集中が続かないなら、45分や50分で回数を増やしましょう。

学年時間の目安
小学生90分
中学生90分
高校生120分

指導科目数で回数を決める

授業時間が決まったら、指導科目数で授業回数を固めます。

例)基礎からじっくり(中学生)で英・数2科目の場合

  • 基礎からじっくりスタイル→90分授業
  • 二科目指導→週2回

週2回90分授業が理想となります。

達人

指導科目は、数学(算数)と英語の2科目が多いでしょう。

納得するお母さん

たまに、理科の第一分野を教えてほしい子どももいるみたいです。

授業スタイルと指導科目数で考えると、理想の時間と回数は以下のようになります。

授業スタイル一科目二科目三科目
分からない問題だけ週1回 60〜90分週2回 60〜90分週3回 60〜90分
基礎からじっくり週1回 90〜120分週2回 90~120分週3回 90~120分

学年によって必要な授業時間が決まる

家庭教師授業時間学年別

このように考えれば、大まかな授業回数・時間のメドがつけられるでしょう。

それに加えて、学年ごとの違いを踏まえると、さらにはっきり決められます。

小学生 60分〜90分

授業スタイル一科目二科目
分からない問題だけ週1回 60分週2回 60分
基礎からじっくり週1回 90分
(週2回 45分など)
週2回 90分
(週3回 60分)

小学生の場合は、内容も深くなく、お子さんの集中力にも限界があります。そのため時間は短めで考えましょう

テストで80点以上とれているなら、分からないところ、難しいところを教えてもらう授業で十分

達人

普通は60分程度で間に合います。

一方で、分からないところが多く、テストで80点が取れない場合は、基本的な内容から教えてもらいましょう。

この場合は90分は必要

ひらめくお父さん

子どもの集中が続かないなら、1回は45分や50分にして、週2回でもいいみたいだね。

>>小学生の授業スタイルと成功するコツ・料金相場など

なお、中学受験の場合は話が大きく変わります

教わる内容が非常に多く、応用問題の解説と練習も必要。90分の週2回以上は確保したいところです。

なお、塾に通っており、その補習なら、週1回でも十分です。

中学生 60分〜90分

授業スタイル一科目二科目三科目
分からない問題だけ週1回 60分週2回 60分週3回 60分
(週2回 90分)
基礎からじっくり週1回 90分週2回 90分週3回 90分
(週2回 120分)

中学生になると、学習内容が難しくなります。特に、基礎からじっくりの場合は、前学年の復習も必要になりがち。

納得するお母さん

90分は必要みたいですね。

ただし、つまづきがない場合は、60分程度の時間でも悪くありません

また、教わる科目は数学と英語が基本になるため、週2回授業がベースに。

高校受験対策で、理科や社会のアドバイスも欲しい場合は、週3回授業も視野に入れましょう。

達人

スケジュールが取れない場合は、120分で週2回という方法もありますよ。

>>中学生の授業スタイルと成功のコツ・料金相場など

高校生 90分〜120分

授業スタイル一科目二科目三科目
分からない問題だけ週1回 90分週2回 90分週3回 90分
(週2回 120分)
基礎からじっくり週1回 120分週2回 120分週3回 120分

高校生にもなると、内容はかなり難化します。分からない問題だけを教わる場合でも、60分では足りないこともしばしば。

また、赤点回避や受験対策となってくると、ボリュームもかなりのものです。

納得するお母さん

120分授業も検討すべきってことですね。

達人

高校生なら、休憩を取りながら、2時間頑張れるお子さんが多いです。

また、高校生にもなると得意不得意がはっきりします。ひと科目の授業で十分なケースも珍しくありません。

一方で、英数以外を希望することもあり、お子さんによって大きく違いが出てきます

お子さんの意見を中心に、何をどれくらい教わりたいかを判断することになるでしょう。

>>高校生の授業スタイルと成功のコツ・料金相場など

勉強嫌い・学習習慣がない子は週2回が望ましい

勉強が嫌いなら週2回以上必要画像

授業のスタイルと指導科目で、回数・時間を決めることが可能です。

しかし、勉強が苦手なお子さんの場合は、家庭学習づけという観点から、週2回の授業を行いたいところ。

達人

ひと科目でも、時間を短くして週2回にするのが理想です。

成績を上げるには、そもそも家庭学習が重要

家庭学習の習慣がなく、勉強が嫌いな子さんは、1週間空くとやる気を失いがちです。

困るお母さん

週の後半には宿題をやらなくなるかもしれないわね・・

そのため、週2回で時間を取ると、やる気が下がりきる前に次の授業を迎えられます

勉強を継続できるリズムが可能に。

とくに、小学生や中学生の場合は、お子さんが勉強が嫌いなケースが少なくありません。

そういう場合は、積極的に週2回を検討しましょう。

授業時間が50分の会社を活用する手も

家庭教師会社の授業時間数は、60分が最短のことが多いです。しかし、50分授業を設けている会社も。

対面の家庭教師だと、「家庭教師ファミリー」が挙げられます。

ただし、派遣可能エリアに限りがある(北海道・静岡・北陸地方)ため、オンラインで全国対応可能な

などを利用するのがおすすめです。

予算的に週2回が難しい場合の対応方法

家庭教師週2回厳しい場合の対処法

「週2回が理想でも、料金面で難しい・・」となってしまうことも少なくありません。

たとえば、中学生の家庭教師の相場は、週1回60分で15,000~20,000円

これが週2回となると、30,000円~40,000円となります。

すべての家庭が、毎月この金額を出せるわけではないでしょう。

そのため、「本当は週2回にしたいけど、予算的に増やせない」という場合は、以下の方法があります

最初だけ週2回にして、のちに週1回に減らす

授業回数や時間を選べるのが家庭教師のメリット。授業コースを、途中で変更することも可能です。

そこで、

  1. 週2回コースで始め、最初に集中的に頑張る
  2. 勉強習慣がついたり、成績が上向いたら週1回に減らす

という方法もあります。

普通のお子さんは、家庭教師を始めた直後がやる気が一番あります。

困るお父さん

慣れてくると、新鮮さがなくなり、やる気が落ちつくケースが多いらしいね。

そのため、やる気が高いうちに、勉強習慣や学力をつけてもらいましょう

一度習慣がついたり、勉強のコツをつかめたら、後から回数を減らしても大丈夫になるケースが多いです。

達人

数か月〜半年くらいを目安に頑張ってみるのがおすすめですね。

  • 本当に子どもが家庭教師を頑張るか怪しい
  • 頑張ってくれないのに週2回分の料金を支払うのは嫌

という場合は、試しに週1回から始めてみる方法も可能。

ただし、最初からたくさん授業をした方が、成績は上がりやすいです。

週2回の料金が低い会社を選ぶ

家庭教師の料金体系は、各社それぞれ異なります。

そのなかでも、授業回数を増やすほどお得な会社もあります。その代表例が「家庭教師のガンバ」

ガンバの料金は、サポート費用を高く設定していますが、授業料は格安です。

料金システム週1回60分月謝週2回60分月謝
オンライン家庭教師ガンバアイキャッチ画像
家庭教師のガンバ

(オンライン)
授業30分あたり750円
サポート費用6,800円
12,800円18,800円
e-liveアイキャッチ画像
オンライン家庭教師e-Live
小学生月謝8,800円
サポート費用2,970円
11,770円20,570円
家庭教師のガンバ(オンライン)と、オンライン家庭教師e-Liveの料金比較

この表からわかる通り、週1回授業だと他社とあまり変わりませんが、週2回になると安くなります

喜ぶお母さん

授業の回数や時間が多くなるほど、他社よりもオトクになってことね。

このような料金システムの会社を選ぶことで、費用を抑えつつ、週2回の授業ができます。

家庭学習プランに力を入れる

授業を週1回にしつつ、家庭学習計画に力を入れる方法もあります。

家庭教師なら、お子さんのレベルや性格に合わせた宿題を出してもらうことが可能。

実際、成績を伸ばすためには、毎日の勉強が非常に重要です。

お子さんに合わせた宿題を課してもらい、毎日コツコツ取り組んでもらえば、成績を伸ばすことも十分可能です。

このプランの場合は、お子さんのやる気と、先生の学習計画が重要です。

経験豊富なプロ教師の方が、学習計画立てや、やる気アップのアプローチに長けています。

テスト前だけ授業回数・時間を増やす

家庭教師では、先生のスケジュールが取れれば、追加授業も可能です。

普段は週1回ペースで頑張ってもらい、テスト前になったら回数を増やすのも効果的。

短期間に集中して授業を受ければ、理解度が高まった状態でテストに臨めるでしょう。

また、テスト前はお子さんも気合が入るので、普段よりも授業に集中できるメリットもあります。

納得するお父さん

先生の都合もあるだろうから、早めにスケジュールを聞いた方が良さそうだね。

達人

担当の先生が忙しい場合、サポート本部に相談すれば、臨時の先生を手配してもらえることもあります。

交通費がネックならオンライン家庭教師もアリ

郊外に住んでいて、交通費が高い場合も、週2回授業のハードルになるでしょう。実際、往復1,000円くらいなら、月の交通費も8,000円近くになります。

オンラインであれば、交通費がかからないため、気にせずに授業回数を増やせます。

また、場所にとらわれないので、全国から相性の良い先生を選ぶことも可能。

交通の便が悪くて、候補の先生が少ない家庭は、良い先生を選ぶという点でもオンラインがおすすめです。

>>オンライン家庭教師のメリットやおすすめの会社

週2回授業がネックな家庭におすすめの会社

週2回授業が厳しい家庭にオススメの会社

「ホントは週2回授業がいいけど、予算的に苦しいかな・・」という親御さんにもおすすめの会社を紹介します。

回数を増やすほど他社よりお得な「家庭教師のガンバ」

オンライン家庭教師ガンバアイキャッチ画像

すでに紹介している通り、「家庭教師のガンバ」の料金設定は、授業回数や時間が多いほど他社よりもお得になります。

料金システム週1回料金週2回料金
オンライン家庭教師ガンバアイキャッチ画像
家庭教師のガンバ
(オンライン)
授業30分あたり750円
サポート費用6,800円
12,800円18,800円
e-liveアイキャッチ画像
オンライン家庭教師e-Live
小学生月謝8,800円
サポート費用2,970円
11,770円20,570円
家庭教師のガンバ(オンライン)と、オンライン家庭教師e-Liveの料金比較
達人

ちなみに、「オンライン家庭教師e-Live」も、サポートの手厚さが評判なおすすめの会社ですよ。

予算を抑えつつ、回数や時間を多くしたい場合は、ガンバのような設定の会社を選ぶのが賢い方法です。

なお、ガンバは学生教師に特化しているので、プロ教師が選べないデメリットが。

親しみやすい先生と楽しく授業したい場合におすすめな会社です。

対面式なら関東・甲信越・関西地区、オンラインなら全国対応です。

本記事ではオンラインの料金体系を紹介していますが、対面の場合は異なります。興味がある場合は一度問い合せてみましょう。

プロながら料金が抑えめの「オンライン家庭教師マナリンク」

マナリンクアイキャッチ画像
費用面で考えると、対面よりもオンラインの方がリーズナブルに利用できることが多いです。
達人

オンラインだと、各地方に営業所を構える必要が無く、コストを抑えられるためです。

そのなかでも、「オンライン家庭教師マナリンク」は、プロコースのわりに料金が抑えめで利用可能。

料金システム週1回60分月謝
中学生
マナリンクアイキャッチ画像
マナリンク
サポート費用無し
授業料のみ
16,000円~20,000円
四谷進学会
プロ家庭教師センター
授業料+
月会費(4,180円)
26,180円~40,260円
オンライン家庭教師マナリンクと、と四谷進学会プロ家庭教師センターの料金比較

プロ教師というと、四谷進学会のように専門知識をウリに、高額な授業料になることが少なくありません。

しかし、マナリンクではプロコースにしてはお値打ちで授業を受けられます

達人

料金は抑えめでも、もちろん先生の質はしっかりしています。

納得するお母さん

塾の経営者や、元教員など、長いキャリアの先生が多いみたい。

そのため、週1回授業で、家庭学習の管理や、やる気アップを狙いたい場合にはおすすめです。

>>オンライン家庭教師マナリンクを詳しく見てみる

プロ教師の授業がお得に受けられる!

90分授業が不安なら50分×週2回コースがおすすめ

小学生でじっくり基礎から勉強する場合、60分授業では足りませんが、90分となると集中力が不安かもしれません。

そんな場合は1コマ50分の週2回コースを選ぶという方法もあります。

50分コースが選べる会社

達人

料金面で特におすすめなのは、「家庭ネット」です。

25分1コマ&授業料後払いの「ネット家庭教師家庭ネット」

家庭ネットアイキャッチ画像

「ネット家庭教師の家庭ネット」は、25分1コマで授業時間を組むことが可能。

さすがに25分では短すぎるので、50分や75分という単位で授業時間を調整できます。

最初は週2回50分で授業を行い、慣れてきたら週1回75分や100分に変更するとよいでしょう。

また、授業料の支払いが「やったぶんだけ後払い」という点も大きなメリット。

家庭のスケジュールや懐事情に合わせて、支払額を調整することができるでしょう。

喜ぶお母さん

金額面でとても融通が利きそうですね!

>>ネット家庭教師家庭ネットを詳しく見てみる

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週2回授業が理想になるケースが多い

家庭教師の授業回数や時間は、授業のスタイルや指導科目数で決めるとよいでしょう。

やはり、週2回授業が必要になるケースが多いです。

達人

勉強習慣の定着という意味でも、週2回授業はおすすめです。

とはいえ、予算的に悩むという人は、この記事で紹介した対処法や会社を検討すると、後悔のない家庭教師選びができるでしょう。

なお、家庭教師選びの際に悩むポイントや、その決ま方についてはこちらの記事にまとめています。

>>家庭教師選びのコツやおすすめの会社

記事内で紹介したサービス・会社

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