小学生の家庭教師が上手くいくには、親のリードがカギを握ります。
小学生のお子さんは、どんな授業が合うかは自分では分かりません。親御さんによるエスコートが重要です。
ほとんど親御さんの意思で、授業の方法や、会社選びを決める必要があるんです。
そうは言っても、何がベストかなんてわからないわ・・
確かに、勉強の専門家でもない親が、どんな会社や授業がいいかを考えるのは難しいですよね。
そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。
- 小学生が家庭教師を使う3つのパターン
- それぞれのパターンのコツ・おすすめのコース・合う教師
- 小学生のお子さんにオススメな会社
- 小学生の家庭教師料金の相場
- 小学生が家庭教師を利用するメリット
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。
- 100名以上のプロ家庭教師指導
- 1000件以上の家庭教師契約
- オンライン家庭教師部門の立ち上げ
オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。
詳しいプロフィールはこちら
おすすめの会社や料金の相場、塾と比較した場合のメリットもまとめました。
この記事を読めば、小学生のお子さんが家庭教師を検討するときのポイントがわかります。
後悔しない家庭教師選びができるでしょう。
目次
小学生の家庭教師授業・3つのパターン
小学生のお子さんが家庭教師を利用する場合、大きく分けると、
の3つになります。
つまづき防止・勉強の習慣づけ
学校のテストでは点数はとれており、苦手単元やつまづきがないお子さんが利用するパターンです。
- 「今のところ勉強で苦労はしていない」
- 「でも、今後のことを考えて、勉強の習慣づけをしたい」
という要望がある場合、これに当てはまります。
早いうちから家庭教師を頼んでおけば、安心ですよね。
このタイプをお願いする親御さんは、中学受験を見据えてるなど、意識の高い方が多いです。
成功するコツ
- 褒めたり励ましたりなどで、やる気を上げてもらうよう依頼する
- 勉強ばかりではなく、雑談も交えながら、楽しく明るい雰囲気で授業を進めてもらう
- 先生との相性がカギになるので、可能な限り実際の先生で無料体験したい
- 分からないところが多くないなら、週1回60分程度で十分
- あまり長い時間にすると、お子さんが授業を嫌がる危険がある
- 習慣づけを強化したいなら、週2回で45分などの短めにするのもあり
- プロ・学生問わず、コミュニケーション能力の高い先生
- 相性が重要。「先生が好きだから家庭教師の時間も好き」と思わせたい
- プロよりも若い学生の先生の方が、相性が合いやすい
- 実際の先生で体験したいなら「家庭教師ファースト」や「オンライン家庭教師マナリンク」
- 若い学生の先生を希望するなら「家庭教師のガンバ」
がオススメです。
苦手やつまづきの克服
学校の授業でつまづいてしまい、それを克服するために家庭教師を頼むパターンです。
お子さんが勉強嫌いになっているケースも多く、早めにスタートしなければいけません。
学校の先生から「家庭教師をつけてください」と言われる場合もあるみたい。
放置してしまうと、ますます勉強が苦手になる危険があります。
成功するコツ
- 「集中力がない」「家庭学習ができない」など、上手くいかない理由を突き止める
- 無料体験やカウンセリングで上手くいかない原因を伝え、それに合わせた勉強プランを提案してもらう
- 少しずつでも、分かる問題を増やしていき、自信をつけさせる
- 週の回数はなるべく多い方がよい。できれば2回は確保したいところ
- 授業時間は60分程度は必要。集中力が無い場合は、45分などの授業でもよい
- お子さんの集中力が途切れやすいので、オンラインよりも対面の方が良い
- 教える側に経験やノウハウが必要なため、学生よりもプロの方が安心
- 褒め上手な先生の方が、お子さんが前向きになりやすい
対面の家庭教師で全国に対応し、60分授業が可能な「家庭教師ファースト」がおすすめ。
また、サイト内の別記事では、勉強ができないお子さんへの対応方法もまとめています。
中学受験対策
私立中学校のある地域では、中学受験のために家庭教師をつけるケースも珍しくありません。
集団塾で私立受験対策ができるところもありますが、自分のペースで勉強のできる家庭教師を希望する家庭も多いです。
塾のフォローとして家庭教師を利用することもありますね。
成功するコツ
- 学校ごとに入試の傾向が違うため、志望校に詳しい教師もしくは会社を選ぶことが非常に重要
- 教師選びには妥協しない。オンライン家庭教師も検討すること。
- 無料体験やカウンセリングで、安心できる受験対策プランを立ててくれる相手を選ぶこと
- 塾のフォローで利用したり、合格圏内の場合は週1回の授業でも問題ない
- そうでない場合は、週2回確保したい
- 授業時間は最低でも1回分60以上は必要。2科目の授業なら120分でもよい
- 志望校への合格実績があるプロ教師がベスト
- 学生教師を希望する場合は、合格実績がある先生か、その学校の出身の先生にすること
- 指導経験が少なく、志望校の情報が乏しい学生教師はかなり無謀
オンラインのプロ教師なら、「オンライン家庭教師マナリンク」や「オンライン家庭教師のメガスタ」がオススメです。
なお、サイト内の別記事ではオンライン家庭教師の特徴とオススメの会社をまとめています。
小学生の家庭教師でおすすめの会社
小学生での家庭教師のパターンを紹介しましたが、具体的にどの会社がいいのか気になると思います。
小学生のお子さんに家庭教師をつけたいときの、おすすめの会社を詳しく紹介します。
実際の教師で体験できる家庭教師ファースト
先生との相性を重視するなら、入会前に実際の教師で体験できる「家庭教師ファースト」がおすすめ。
普通、家庭教師の会社は、無料体験は説明スタッフが行い、実際の先生は入会後に紹介されます。
入会前に先生を派遣するのは、会社としては手間がかかるんです。
ファーストでは、実際の教師で体験させてくれるので、入会前に先生との相性がわかるのが魅力。
また、昔から続く老舗の派遣会社で、対面式では珍しく全国対応しています。
どこに住んでいても対応してもらえるのは嬉しいですね。
先生との相性が事前にわかる!
プロに特化したオンライン家庭教師「オンライン家庭教師マナリンク」
「オンライン家庭教師のマナリンク」は、プロ教師に特化しているオンライン家庭教師です。
オンラインの他社と違うのは、入会前に実際の先生で体験授業ができる点。
「ファースト」と同様に、事前に先生との相性を確かめられます。
- オンライン家庭教師を検討している
- 経験豊富なプロ教師に教えてもらいたい
- 教師との相性を事前に確かめたい
という場合は、マナリンクがベストな選択だと言えるでしょう。
プロ教師のため料金は相場より高めですが、入会金などの授業料以外の費用がかからないのもメリットです。
わかりやすい料金だと、安心して利用できますね。
プロ教師が事前に試せる!
親しみやすい学生教師なら「家庭教師のガンバ」
若くて親しみやすい先生を希望するなら、「家庭教師のガンバ」がおすすめです。
学生教師に特化しており、公式ページやパンフレットも親しみやすい雰囲気が出ています。
先生が親しみやすいと、子どもも勉強が好きになりそうだね。
また、授業時間が1コマ30分で、短い時間から授業をスタートできるのもメリットでしょう。
対面形式だと、関東・甲信越・関西地方で対応しており、オンラインなら全国対応です。
受験に強い「オンライン家庭教師のメガスタ」
「マナリンク」と同様、「オンライン家庭教師のメガスタ」も、プロ教師が中心。
「メガスタ」は、オンライン家庭教師の会社では比較的有名で、特に大学受験のノウハウに強い特徴があります。
中学受験の相談もしてみて、安心できそうなら頼ってもいいでしょう。
「メガスタ」は「マナリンク」とは違い、実際の先生での体験授業はありません。
しかし、1ヶ月の返金保証付きお試し授業があるのが大きな特徴。1ヶ月やってみて、オンライン授業が合わない場合は全額返金のうえ解約できます。
オンライン授業が不安ならちょうどよいですね。
一ヶ月の返金保証が利用できる!
小学生で家庭教師の相場は月15,000円程度
実際に入会を検討すると気になってくるのが授業料です。相場がどれくらいか気にする人も多いでしょう。
今回オススメしている各社の料金を比較すると、以下のようになります。
家庭教師ファースト | オンライン家庭教師マナリンク | 家庭教師のガンバ (オンライン) | オンライン家庭教師のメガスタ | |
最短コマ時間 | 60分 | 60分 | 30分 | 80分 |
授業以外の費用 | なし | なし | 管理サポート費(9,800円) | なし |
60分×4回 あたり授業料 | 9,240円 (最安コース) | 15,000円 | 6,000円 | 16,368円 |
60分×4回 月額費用 ※授業料以外含む | 9,240円 | 15,000円 | 15,800円 | 21,824円 ※80分×4回 |
週1回60分コースで考えると、月15,000円程度が相場と考えてよいでしょう。
集団塾の月謝の相場も、ほぼ同じくらいです。
家庭教師と塾を比較した場合のメリット
家庭教師を検討する場合は、塾との比較で考える人も多いでしょう。
うちの子には塾が合うのか、家庭教師が合うのか悩ましいところです。
小学生のお子さんにとって、塾と比較した場合の家庭教師のメリットを紹介します。
生徒に合わせて授業ができる
塾は決まったカリキュラムがあり、それに従うことになります。しかし、家庭教師の場合は生徒に合わせた授業が可能。
このメリットが活きるのは以下のケースです。
- 集団授業についていけない
- 中学受験の塾の補習をしたい
これらに当てはまる場合は、なんとなく家庭教師を始めるのではなく、先生のタイプや授業の内容などを詳しく考えましょう。
それによって、家庭教師の授業がより効果的になります。
どんな授業がいいか悩むなら、体験授業やカウンセリング時に相談するといいですね。
親身になって勉強プランを立ててくれる会社を選びましょう。
気軽に始められる
塾の場合は、授業時間や回数が決められており、それに合わせることになります。
一方で、家庭教師の場合は、授業時間や回数は設定されたコースから自分で選ぶことが可能。
- 受験対策としてがっちり週3回やりたい
- 勉強の習慣づけとして、週1回の短時間で気軽にはじめたい
家庭教師なら、どちらの要望にも合わせられます。
「学習対策を始めたいけど、まだ小学生だし、気軽に始めたい」という親御さんにオススメです。
目的や予算に応じてコースを選ぼう
小学生の家庭教師は、つまずき防止や習慣づけなどのライトなケースから、受験や苦手克服などのハードなケースまで幅広くあります。
予算との兼ね合いもあるので、最初は少ない時間・回数で様子を見る戦略もありでしょう。
利用目的や予算を親御さんが決め、派遣会社やコースを選ぶことが大切です。
なお、こちらの記事では、家庭教師を始める時に考えるべきポイントをまとめています。
記事内で紹介したサービス・会社
- 実際の教師で体験できる家庭教師ファースト
- オンラインでプロ教師に特化したオンライン家庭教師マナリンク
- 親しみやすい学生教師が魅力のオンライン家庭教師のガンバ
- 受験に強いオンラインのオンライン家庭教師のメガスタ