- オンライン家庭教師はどれくらい費用がかかる?
- 料金をなるべく安く抑えたい・・
オンライン家庭教師は、対面式の家庭教師より安いことが多く、それも魅力の一つ。
そのため、どのくらいの費用になるのか、安い方法はないか気になる人も多いでしょう。
子どもにかかるお金は他にもあるから、なるべく安く抑えたいのが本音です。
そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。
- 100名以上のプロ家庭教師指導
- 1000件以上の家庭教師契約
- オンライン家庭教師部門の立ち上げ
オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。
詳しいプロフィールはこちら
家庭教師の安さを検討する場合は、授業料だけでなく、入会時の費用も重要。
この記事を読めば、料金で会社を選ぶ際のポイントや、おすすめの会社が分かります。
目次
主要各社の月額料金比較表
主要各社の授業料を、以下にまとめました。
- 最短コマ時間
- 各社一コマの時間が異なります。最短の時間を載せています。
- 授業料以外の費用
- システム管理費など、授業料以外に毎月発生する料金です。
- 最安授業料
- 各学年の料金のうち、最安の料金を載せています。コースや学年で変動します。
- 60分×4あたり月額料金
- 各社を比べるため、60分×4回の授業料に換算した料金を載せました。
上の表から、60分×4回換算で、月額の授業料が安い会社は以下の通り。
1位 | 2位 | 3位 | |
小学生 | オンライン家庭教師Wam | インターネット家庭教師 Netty | オンライン家庭教師e-Live |
中学生 | オンライン家庭教師Wam | ネット家庭教師 家庭ネット | オンライン家庭教師の エイドネット |
高校生 | ネット家庭教師 家庭ネット | オンライン家庭教師の エイドネット | オンライン家庭教師Wam |
結論としては、以下のようにまとめられるでしょう。
- 「Wam」がどの学年でも上位に入る
- 中学生・高校生では、「家庭ネット」「エイドネット」が上位
- 小学生では、「Netty」「e-Live」なども割安
順位付けにあたり、60分あたりに換算した金額で比較している点に注意。実際の料金ではありません。
例えば、「Wam」は40分と80分のコマ時間なので、実際の金額はその時間に応じたものになります。
入会金や機材の費用について
家庭教師の料金の安さを比べる際には、入会時にかかる費用も重要です。
オンライン家庭教師で、入会時にかかる費用の種類は、主に以下の2つ。
- 入会金(保証金)
- 必要機材
入会金は、0円の会社もあれば、キャンペーンで無料(半額)になるところもあり、様々です。
保証金は、賃貸でいう敷金のようなもの。授業料の支払いを担保するためのお金です。
入会時に預け、退会時に返却されます。
必要機材も、会社ごと授業のスタイルが違うため、機材費は同じではありません。
同じオンライン家庭教師でも、授業のやり方は微妙に違うのね。
入会金・機材費の各社比較表
入会金と機材を、主要各社で比べると以下の通りです。
機材はモノによってピンキリなので、あくまで目安と考えてください。
表の内容をまとめると、入会時の費用が1万円台に抑えられる
- インターネット家庭教師Netty
- ネット家庭教師の家庭ネット
- オンライン家庭教師のエイドネット
- オンライン家庭教師マナリンク
の4社がオトクと言えそうです。
教材費は基本的にかからない
教材費は、塾とは違い、必須ではないのが普通。
一部の会社では、塾で扱っているテキストをそろえており、希望すれば購入できます。
1冊2~3000円程度で、市販のモノよりは高いですが、その分問題数が充実しています。
家庭教師をしていたころ、この手の教材のほうが、成績を上げやすかったですよ。
高額教材に注意!
家庭教師会社の中には、高額教材の販売をメインとしているところも。
塾用教材とほぼ同じ質のものを、50万円程度の高額の価格を付け、3年ローンなどで授業料と一緒に支払わせるスタイルです。
この手の教材は、購入後にトラブルになりがち。おすすめはできません。
料金面でおすすめなオンライン家庭教師
オンライン家庭教師の月額料金や初期費用をふまえ、料金面でおすすめの会社を紹介します。
月々の支払いが全学年で安い「オンライン家庭教師Wam」
「オンライン家庭教師Wam」は、どの学年でも月謝が最安級なのが大きな魅力。
入会金やオンライン基本料がありますが、その分月謝が安いため、どんなお子さんでもかなりお得に授業を受けられます。
ただし、ipadとタッチペンなどの機材が必要。初期費用は安くありません。
なお、ipadをすでに持っている場合や、近々購入する予定の人に特におすすめです。
また、Wamでは成績保証キャンペーン(20点以上UPしなかったら、2ヶ月の授業料を免除)など、他の会社にはない太っ腹なキャンペーンを打ち出してます。
入会金無料や、初月の授業料無料など、キャンペーンの充実度が他社より頭一つ抜けています。
オトクなキャンペーンが利用可能!
短いコマ時間が選べる!「ネット家庭教師の家庭ネット」
「ネット家庭教師の家庭ネット」は、中学生以上の料金が他社よりも割安なのが魅力です。
また、授業コマ時間が25分と短いのが特徴で、短い時間・安い料金で始められます。
また、入会金がキャンペーンによって半額で、機材もそれほど必要ありません。入会時の負担を抑えられる点もオススメ。
ただし、中学生以上では、50分や75分の方が良いでしょう。
時間を長くしても、他の会社に比べて割安みたいね。
業界最短級のコマ時間!
小学生の授業料がお得な「インターネット家庭教師Netty」
「インターネット家庭教師のNetty」は、小学生の料金が業界最安級な点が大きな特徴。
小学生で料金面を重視する家庭におすすめ度が高い会社です。
また、以下の特徴から、入会時の費用も抑えやすいのが大きな魅力。
- 体験を受ければ入会金が無料
- ペンタブセットは5,000円程度のものでも可能
- webカメラ・ヘッドセットが無料レンタル可能
ただし、中学生以上になると、割安感がなくなる点に注意です。
中学生以上なら、次の「エイドネット」の方がよさそうね。
初期費用が安い!
中学生以上でリーズナブルな「オンライン家庭教師のエイドネット」
「オンライン家庭教師のエイドネット」は中学生以上の料金がリーズナブル。
月会費が440円と格安なうえ、授業料自体も安めなので、月々の支出を抑えられます。
気軽にスポット的な追加授業も可能なのも魅力ですよ。
また、入会金もキャンペーン適用をすると5,500円で、初期費用も抑えられます。
なお、手元カメラとノートパソコンがそれぞれ月々2,500円程度でレンタルできるのも魅力。
機材がないけど、初期費用を抑えたい場合に嬉しいサービスだね。
入会金大幅割引中!
1回あたり授業料がお得な「家庭教師のガンバ」
「家庭教師のガンバ」の料金体系は、他社とは違い、少し独特。
授業料が、全学年一律30分750円と安い分、管理サポート費が9,800円と高めです。
週1回ペースなら、月の料金は、特別割安ではなさそうね。
しかし、この料金体系では、長時間・多回数の授業料が、他社よりも安くなります。
授業時間が同じ長さの他社(家庭教師ファースト)と比べると、違いは以下の通り。
中学生料金 | ガンバ | 家庭教師ファースト (ベースUPコース) |
30分あたり授業料 | 750円 | 1,870円 |
管理サポート費 | 9,800円 | 0円 |
60分×4回 月謝 | 15,800円 | 14,960円 |
120分×4回 月謝 | 21,800円 | 27,280円 |
このように、多くの時間や回数を受けたい場合は、ガンバが一番安くなる可能性が高いでしょう。
ただし、入会金のほか、保証金もあり、初期費用が高くなりがちな点に注意です。
やればやるほどオトクな料金!
オンライン家庭教師は本当に安い?他と比べてみよう
オンライン家庭教師が、対面式の家庭教師や、個別指導塾と比べても安いがが、気になるかもしれません。
オンライン家庭教師と他の方法の比較についてまとめました。
対面の家庭教師との違い
ネット上の口コミなどを見ると、「対面式の家庭教師よりもオンラインの方が安い」という意見が多くみられます。
その要因は以下の2点にあると考えられます。
コストがかからない
オンラインだと、現地に営業スタッフや事務所を構える必要が無く、その分のコストがかかりません。
そのため、対面より安く料金が設定されることが多いです。
実際、オンラインと対面の両方を運営している会社では、料金は以下の通り。
会社 | 対面 | オンライン |
家庭教師のガンバ 30分あたり授業料 | 1,000円 小・中学生 | 750円 小・中学生 |
家庭教師ノーバス/Netty 30分あたり授業料※ | 1,723円 小学生最安料金 | 1,320円 小学生最安料金 |
短時間・低料金が選べる
対面式に比べて、オンラインの方が短時間の受講が可能です。40分や30分の授業が多く、なかには25分の授業も。
これは、オンラインだと先生の移動時間が不要なためです。
例えば、往復の移動で40分かかるのに、授業時間が30分だと、先生にとって効率がよくありません。
そのため、対面では、短くても45分授業が普通です。
オンラインの方が短い授業時間で組むことができ、その分料金も抑えられます。
交通費がかからない
対面式の家庭教師は、先生への交通費が必須。
交通費は、先生の交通手段によって大きく変わりますが、だいたい月1,000円~4,000円くらいで、平均2,000円程度です。
例えば、片道250円=往復500円×月4回=2,000円となり、月8回(週2回)の場合はこの倍になります。
なお、オンラインの場合は、入会時に機材が必要になることも。
1万円程度と見積もった場合、5,6か月分の交通費分で済むため、ある程度長く続けるならば、オンラインの方が安く済む計算になります。
個別塾との違い
塾との比較で最も違いが出るのは、入会時の費用と長期休みの講習です。
- 教材費が強制で発生することが多く、だいたい年間2~3万円
- (中学生の場合)、模試の料金が年間10,000~15,000円程度
- 夏期講習や冬期講習を案内されることが多く、3万~10万程度
そのほか、入塾金や、初月・二カ月目の月額費用を合わせると、以下のようなイメージになります。
講習・教材・模試代を最初に払うことになる場合、最初の出費が多くなるのね。
以上の点を踏まえると、対面式の家庭教師や塾よりも、オンライン家庭教師が安く済むケースが多いです。
損をしないための家庭教師会社選びのコツ
安さは大きな魅力ですが、それだけを優先して選んでしまうのは危険。
結局成績が上がらず、無駄な投資になってしまう可能性があります。
損をしないための家庭教師会社選びのコツも紹介しておきます。
多少値が張ってもお子さんに合った会社を
家庭教師会社ごとに違うのは、料金だけではなく、
- 授業のシステム
- 教師の種類(学生か・プロか)
- サポートの体制
などがあります。
多少料金は高くても、安心して任せられそうな会社を選ぶほうが、後悔せずに済むもの。
料金の安さをメインにして探しつつ、何社か体験を受けたうえで、料金以外の要素も踏まえて決めるのがおすすめです。
教師交代や希望教師の派遣が可能か確認する
家庭教師の授業が上手くいくかで一番大きな要素は、やはり先生とお子さんの相性。
先生の希望が叶うかは非常に大きなポイントなので、入会前に確認するのがおすすめです。
また、先生の交代は無料できるか、すぐに対応可能かも確認しておきましょう。
普通、教師交代は無料ですが、まれに費用がかかるケースがあります。
解約時の縛りがない会社を選ぶこと
一部の対面の家庭教師では、解約時に違約金をとられるケースがあります。
例えば、「1年以内に辞めると1ヶ月分料金がかかる」みたいなもの。
携帯電話のプランみたいね・・
また、解約の申告時、当月末で辞められる場合もあれば、翌月末まで辞められないこともあります。
こっちは賃貸物件の解約みたいだね・・
家庭教師派遣は契約ごとなので、このような規約が盛り込まれることもあるんです。
解約時期はまだしも、違約金は明らかな損です。そういう会社はなるべく避けたいところでしょう。
良心的な会社は、違約金や解約時期についてHPやパンフレットに載せています。
しかし、契約間際にそれを知らせてくる会社も。
気になる場合は、先に聞いてしまいましょう。
料金だけにこだわらないことも大切
家庭教師は毎月の出費なので、「少しでも安く抑えたい」と考えるのは当然のこと。
料金を重視しつつ、他の面でもお子さんにあう会社を選ぶことが大切です。
学力が上がりそうな会社を選ぶべきってことだね。
そのためには、安さを基準にしながらも、何社かの無料体験をうけたうえで、相性のよさそうな会社を選びましょう。
でも、体験したら入会しないと申し訳ない気がするわね・・
私も営業スタッフとして働いてましたが、体験だけで終わる家庭もたくさんいましたよ。
お子さんの成績が取り返しのつかないことになる前に、実際に体験してみるのがおすすめです。
オススメ会社一覧
- 全学年で料金最安級の個別指導塾Wam
- 短いコマ時間が選べるオンライン家庭講師家庭ネット
- 小学生料金がお得なインターネット家庭教師Netty
- 中学生以上の料金がリーズナブルなオンライン家庭教師のエイドネット
- 多くやればやるほどオトクなオンライン家庭教師のガンバ