- どうしてうちの子は勉強ができないの・・?
- 塾より家庭教師のほうがいいの・・?
- どうやったら成績が上がるの・・?
勉強が苦手なお子さんにイライラしたり、不安になる親は多いもの。
「勉強しなさい」と言っても素直に聞かないし、ケンカになるばかり・・
親御さんが直接教えられるのも、小学校くらいまでですよね。
成績を伸ばすために塾を検討する親も多いですが、塾ではついていけなさそうだから、家庭教師の方がいいのかな?と悩むかもしれません。
そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。
- お子さんの成績が悪い理由
- 勉強ができないお子さんの将来
- 塾のメリットと限界
- 勉強ができないお子さんに家庭教師が合う理由
- 勉強ができないお子さんへの接し方
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
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- 100名以上のプロ家庭教師指導
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お子さんの成績が平均点以下なら、塾に行ってもついていけません。マンツーマンで教わる家庭教師に頼る必要があります。
この記事を読むと、その詳しい理由が分かるでしょう。
また、成績が悪い理由や、将来の不安、成績を上げるためにどう接するべきかなども分かります。
勉強ができない子にオススメの家庭教師会社も紹介していますよ。
目次
勉強ができない子どもを作る3つの要因
お子さんが勉強できない理由には、実に色々なものがあります。
大きくは、次の3つに分けられます。
- 子ども自身の要因
- 家庭の要因
- 環境の変化による要因
子ども自身の要因
まず考えられるのが、お子さん自身に原因があるケース。
お子さんが、以下のケースに当てはまっているかもしれません。
目標がなく、意欲もない
志望校や将来の夢がない場合、勉強を頑張る意欲が湧きにくいもの。
真面目な子ならある程度頑張ろうとしますが、目標がないと頑張り切れません。
中学生以上なら、卒業後の進路を意識させることが重要ですよ。
幼いころに褒めらずに育ったお子さんだと、自尊心(自分への自信)が育っていない場合も。
この場合、努力しようというエネルギーが湧かず、勉強から逃げてしまいます。
このようなお子さんは、1対1でゆっくり復習し、少しずつ自信をつけないと意欲が育ちません。
基礎基本でつまづいている
特に英語と数学は、過去の内容が分からないと、その先の内容も理解できなくなります。
分からないところを放置してしまうと、それが増える一方。
こうなると、やる気を出して勉強しようとしても、自力では理解できません。
勉強習慣・やり方が身についていない
勉強が苦手な子どものなかには、どう勉強したらいいか分からないケースも。
勉強をやろうとしても、具体的にどうしたらいいかわからないお子さんもいます。
このタイプのお子さんは、一度じっくり勉強方法を教えなければいけません。
家庭の要因
次に考えられるのが、家庭環境に原因があるケース。
親御さんのふるまいや、家庭の環境がお子さんを勉強嫌いにしていることもあります。
勉強を巡って親子喧嘩が絶えない
子どもが勉強できないと不安になるのが親心。
「勉強しなさい」と強く言ってしまい、反発されるケースは少なくありません。
特に反抗期を迎えると、親の一言でやる気を無くすケースも多いですよ。
分かってるんだけど、ついつい強く言ってしまうのよね・・
落ち着いて勉強できる環境がない
- 勉強部屋や机がない
- 兄弟やテレビでリビングがいつも騒がしい
などの状態で、お子さんが勉強に集中できないこともあります。
親や周りの家族が気をつかい、勉強に集中できる環境を用意しなければいけません。
生活習慣が乱れている
継続的に勉強するには、規則正しい生活をすることが重要です。
夜更かしが多かったり、休日は昼間で寝ているお子さんは、落ち着いて勉強する習慣がつきにくい傾向が。
生活習慣は親の影響を受けることが多いため、親自身の生活リズムが乱れていないか振り返ってみましょう。
子どもは親の行動に影響を受ける
「子どもは親の言うことは聞かなくても、行動は真似する」と言われます。
親自身が読書や勉強が好きだと、お子さんに良い影響が。
逆に、「勉強しなさい」といいながら、親がだらだらスマホゲームをしているなら、お子さんも勉強しようとは思えません。
環境の変化による要因
中学進学や高校進学によって、お子さんを取り巻く環境は大きく変わります。
- 内容が難しくなり、簡単には理解できなくなる
- 部活が忙しくなり、勉強に書ける時間が減る
という2つの要因によって、ほとんどのお子さんが以前ほど点数を取れなくなります。
特に中学生になると、反抗期に入るため、親が直接コントールすることは難しくなりますよ。
親としては、お子さんが成績を伸ばすコツを把握して、間接的に動かすことが重要になります。
中学・高校生活では、部活や受験などによって、お子さんの成績が下がりやすい時期が存在します。
各時期のリスクと対策を知り、成績が下がる危険を減らしましょう。
勉強できないお子さんの将来はどうなる?
中学や高校に入ると、成績の良し悪しが将来に大きく関わります。
勉強ができないお子さんには、以下のような将来が待っています。
平均点以下だと、ますます勉強ができなくなる
「平均点を取れない」ということは、自分が真ん中より下であるという事実を、お子さんに突きつけます。
その事実は、自信をなくし、頑張ろうという気持ちを奪ってしまうもの。
また、平均点が取れないことは、「基礎的な内容を理解できてない」ということでもあります。
この状態が続くと、やる気と理解度が下がる一方。学年が上がるにつれて、ますます勉強ができなくなる危険もあります。
中学生で平均点以下の成績だと、選択できる高校の幅が狭まります。
進学校への入学は難しくなり、工業や商業系の高校がメインの選択肢に。
中学の時点で、大学進学の選択肢が閉ざされることになります。
通知表に2が多いと、進学の選択肢がなくなる
通知表に2がついている場合は、進学面でさらに深刻な影響が及びます。
オール2に近い成績だと、進学校はおろか、実業系の高校も難しくなります。
高校の数が少ない地方だと、地域最底辺の高校しか選べない場合も。素行の悪いお子さんが集まりがちで、危険が伴う高校生活を送ることになります。
通信制や定時制の高校に進むお子さんもいるみたいね。
いずれにせよ、将来の職業選択や収入の面で、不利になる可能性が非常に高くなります。
集団塾のメリットと限界
成績を伸ばすために塾を検討する親は多いもの。
塾の先生に教えてもらうことで、成績が上がるケースは少なくありません。
しかし、勉強が苦手なお子さんは塾に通っても上手くいかないことも。そのメリットや限界を知ることが重要です。
平均点以上でやる気のある子どもは塾で伸びる
集団塾のメリットは以下の通りです。
- 学校よりも分かりやすく・高レベルなことも教えてくれる
- 同じじクラスの子たちとの競争意識が高まる
- 入試制度や受験勉強の詳しい情報を教えてもらえる
集団塾を活用すれば、学校では教わらない内容や、受験のテクニックや知識を得られます。
その結果、自力では届かないレベルにも到達可能。
もともとやる気があるお子さんが、さらに成績を伸ばすのに効果的ですよ。
そのため、
- やる気があり、平均点以上の成績
- 負けず嫌いで競争意識が高い
というお子さんは、塾のメリットを最大限受けられます。
勉強が苦手なお子さんは塾のペースについていけない
一方で、塾にはデメリットもあります。
- 学校と同じ集団授業なので、ついていけない可能性がある。
- 宿題は一律で出され、平均レベルに合わせた内容になる
塾では集団のぺースで進めるため、授業内容が分からなくても、フォローを受けられません。
また、出される宿題が難しすぎることもあります。
そのため、
- 基礎基本が分からない
- やる気や集中力がない
- 家庭学習をどうやったらいいか分からない
というお子さんは、塾では成績が伸びにくい傾向にあります。
マンツーマンで教えてもらわないとダメそうね。
勉強できない子どもに家庭教師が合う3つの理由
集団塾には限界もあるため、成績が悪いお子さんは、家庭教師のほうが相性がよいです。
その具体的な理由は、以下の3点です。
子どものレベルに合わせてもらえる
マンツーマンなので、お子さんのレベルに合わせてカリキュラムを組むことができます。
お子さんがつまづいているレベルから、じっくり復習することも可能。
過去の学年にさかのぼるケースも少なくありません。
勉強に自信がないお子さんでも、少しづつ理解し、自力で解けるようになると、自信がついてきます。
自信がつくことによって、勉強を頑張ろうというエネルギーも湧くようになります。
毎日の勉強メニュー・やり方を教えてもらえる
お子さんによって最適な学習量やレベルは変わります。
学校や塾から、難しすぎる内容や、多すぎる量の宿題を課されることで、勉強が嫌になるケースは多いもの。
家庭教師なら、お子さんの状況に合わせた勉強メニューを、先生が組むことも可能です。
自分に合った宿題ならちゃんとできそうね。
先生と仲良くなり、やる気が湧きやすい
集団授業の先生よりも、マンツーマンで話す家庭教師の先生の方が、密なコミュニケーションが取れます。
その結果、お子さんが先生を慕うようになり、やる気が上がることが多いものです。
先生に褒められたいから勉強を頑張る、というパターンは多いですよ。
また、勉強以外の相談に乗り、お子さんの心のケアもすることもあります。
自分に自信がなかったり、親と上手くいっていないお子さんが、先生とのコミュニケーションを通じて明るくなることも。
精神的な支えになってくれるケースもあるみたいだね。
お子さんの心のケアは、1対1で話せる家庭教師だから得られる効果ですね。
勉強できない子どもにおすすめの家庭教師
勉強が苦手なお子さんは、マンツーマンで教わる家庭教師がおすすめです。
しかし、家庭教師ならどの会社でもいいというわけではありません。
- やる気を伸ばすことに力を入れている会社
- 実際の教師が体験できる会社
のどちらかを重視して選びましょう。
やる気を伸ばすことに注力している「家庭教師のガンバ」
「家庭教師のガンバ」は、お子さんのやる気向上に力を入れています。
親しみやすいスタッフや若い先生が対応し、お子さんのやる気アップをアピールしています。
ガンバの体験授業の様子が、YouTubeで公開されています。
ガンバのスタッフや先生とコミュニケーションをとることで、勉強に前向きになってくれることが期待できます。
対面の家庭教師としては、対応できるエリアは以下の通り。
- 関東エリア(一都六県)
- 関西エリア(大阪・兵庫・京都)
- 甲信越エリア及び福島県
エリア外にお住いなら、オンライン版を利用する手もあります。
勉強嫌いのお子さんにオススメ!
実際の教師が体験できる「家庭教師ファースト」
勉強が嫌いなお子さんの場合、先生との相性が重要。
先生を好きになれれば授業にも前向きになりますが、そうでないとモチベーションが湧きません。
普通の会社は、入会後に先生を選ぶことになりますが、この場合、どんな先生が紹介されるか事前にはわかりません。
先生との相性が重要なお子さんの場合は、少し不安が出てきます。
「家庭教師ファースト」なら、実際の先生で体験できるため、先生との相性を入会前に試すことができます。
先生との相性が合わなくて失敗することがないのね!
入会金やサポート費などの料金がない点も魅力ですよ。
入会金・サポート費が無料!
プロ教師を指名できる「オンライン家庭教師マナリンク」
「オンライン家庭教師マナリンク」は、プロ教師に特化したオンライン家庭教師。
勉強が苦手なお子さんの場合、指導経験が豊富な先生がハマることも多いです。
マナリンクなら、希望する先生をこちらから指名し、体験できます。
ファーストのように、入会前に実際の先生が試せるのね。
受験指導など、本格的な対策なら、学生よりもプロ教師の方が頼れますよ。
切羽詰まっている状態なら、プロ教師を検討しましょう。
なお、対面でプロ教師を希望する場合、家庭教師ファーストを利用する手もあります。
ファーストにはプロコースもあるため、プロ教師で体験が可能か相談してみましょう。
実際の先生で体験できる!
勉強できない子どもへの上手な関わり方
家庭教師に頼ることも大切ですが、お子さんの成績を上げるには、親の関わり方も重要。
勉強嫌いの子どもをどう導いたら分からない親御さんは、以下の2点を意識しましょう。
イライラをぶつけない
まず大切なことは、親子で喧嘩しないこと。
心配や不安から、勉強できないわが子に怒りが湧き、強く当たるケースが本当に多いです。
サボっている時に叱るのは効果的ですが、いつもイライラ・グチグチ言われると、お子さんのやる気が無くなります。
親の理想を子どもにぶつけず、冷静に関わることが大切です。
勉強好きにさせる
反抗期に入る前なら、親の関わり方でお子さんを勉強好きにさせることが可能です。
- お子さんの頑張りを褒めたり認めて、自尊心を育てる
- 親自身が勉強する姿勢を見せる
などの方法が特に有効。
やはり、子供は親の影響を大きく受けます。
勉強嫌いにする関わり方を避け、勉強好きにさせるアプローチをとれば、お子さんを変えられるでしょう。
なお、反抗期に入ってしまうと、親がお子さんを直接変えるのはかなり難しくなります。
直接的には関わらず、お子さんが信頼できる第三者に任せることが一番。
その点でも、家庭教師に任せることは理にかなっています。
放置すればするほど取り返しがつかなくなる
お子さんが勉強につまづく要因はたくさんあり、放置しておくと将来に深刻な影響が及びます。
お子さんが平均点以下の成績なら、家庭教師がおすすめ。
苦手が積み重なり取り返しがつかなくなる前に、まずは体験を受けてみるのもよいでしょう。
記事内で紹介した家庭教師会社
- やる気を上げるのが得意な家庭教師のがんば
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