時代の流れとともに、家庭教師のやり方も変わりつつあります。
職場や学校でテレビ会議が増えていますが、家庭教師をオンラインで行うことも珍しくありません。
オンライン特有のメリットもあるので、興味のある親御さんも多いですよ。
ですが、実際にやろうとすると、「どんな感じで授業するの?」と疑問な人も多いでしょう。
興味はあるけど、ちょっと不安です。
そこでこの記事では、以下の点などについてまとめました。
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。
- 100名以上のプロ家庭教師指導
- 1000件以上の家庭教師契約
- オンライン家庭教師部門の立ち上げ
オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。
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未経験だと不安かもしれませんが、オンライン授業のやり方は難しくありません。
また、会社によって、使う機材や進め方が微妙に変わります。お子さんに合う方法を見つけましょう。
この記事を読めば、オンライン家庭教師に必要な準備や、授業の進め方が分かります。
オンライン家庭教師をどうやればいいかが理解できますよ。
目次
オンライン家庭教師をするには何が必要?
まずは、オンライン家庭教師を始めるのに必要な機材や環境から説明します。
機材・環境 | |
必ず必要 | パソコン(タブレッド)・ネット回線 |
あると快適 | webカメラ・ヘッドセット |
会社によっては必要 | 手元カメラ・ペンタブレッド |
必ず必要 パソコン・ネット回線
オンライン通話に必要なのが、ネット回線とパソコン。これがないと授業はできません。
パソコンの代わりに、タブレッドでもOKな会社もあるみたいね。
なお、スマホでも授業OKな会社もありますが、画面が小さくなるため、個人的にはおすすめできません。
パソコンは新しいものであれば、高スペックでなくてもOK。
普通にYoutubeなどの動画が再生できれば問題ないですよ。
ただし、ネット回線はある程度の環境を準備しましょう。通信が遅いとまともに授業ができません。
「オンライン家庭教師マナリンク」では、推奨される回線スピードを、アップロード・ダウンロードともに2Mbpsと説明しています。
通信速度が不安なら、回線の早さをテストしてみましょう。
あれば快適 webカメラ・ヘッドセット
パソコンに備え付けのカメラやスピーカーでも、オンラインでの授業は可能。
ですが、webカメラを使うと、こちらの映像をより鮮明に伝えられます。
また、イヤホンとマイクがセットになっているヘッドセットを使えば、音声のやり取りもクリアです。
3~4,000円程度で購入でき、授業も快適に。会社によっては、これらの機材を必須にしている場合もあります。
会社によっては必要 手元カメラ・ペンタブレッド
また、一部の会社では、手元カメラやペンタブレットを使うケースも。
手元カメラをノートの上にセットすることで、お子さんが解く様子を映せます。
子どものノートが見えれば、先生がアドバイスしやすいみたいね。
また、ペンタブレットを使い、書き込み内容を直接画面に表示させるやり方もあります。
ホワイトボード機能を使えば、お互いに画面に書き込めますよ。
これらはそれぞれ5,000〜10,000円程度かかりますが、そのぶん、より分かりやすい授業ができます。
授業はどんな方法でつなぐの?
機材をそろえたら、接続用のアプリを使用して通信を始めます。
家庭教師でもZoomやSkypeが使われる
一般的なテレビ会議では、ZoomやSkypeなどが使われますが、オンライン家庭教師でも使うことが多いです。
仕事などでも使われることが多く、親や子どもも利用しやすいのがメリット。
操作方法もネットなどで探せるので、自力でトラブル解決しやすいという利点もあります。
専用アプリを使うことも多い
しかし、昔からオンライン授業をしている会社だと、オンライン授業に特化したアプリを使うことも。
これらのアプリでは、ホワイトボード画面を活用して、互いの書き込みを画面に反映させることができます。
先生の板書がはっきり映るぶん、Zoomなどでつなぐよりも分かりやすく授業が受けられます。
オンライン家庭教師の授業は3パターン
このように機材や通信アプリを使い、オンラインでの授業を行いますが、その方法は会社によって若干違います。
そのパターンは大きく3つに分けられます。
達人のワンポイントアドバイス
おなじオンライン授業でも、細かいやり方は会社によってハッキリ違います。
当然、お子さんに向いている・向いていないの違いが出てくる可能性も。
「どこも同じでしょ」とタカをくくるのではなく、気になる会社は必ず実際に体験をしてみましょう。
①手元カメラで解いている様子を映す
手元を映すカメラ(書画カメラとも言います)を使い、お子さんが問題を解く様子を映します。
「オンライン家庭教師メガスタ公式チャンネル」にて詳しい様子が分かります。
- メリット
- 解いている様子・わからないところが見やすく、教えるべき内容を先生がすぐに把握できる
- デメリット
- 手元カメラ(書画カメラ)が高価(1万円~)
※スマホ用のスタンドにスマホを取り付けて代用することも可能 - 採用している会社
- オンライン家庭教師マナリンク
オンライン家庭教師メガスタ
オンライン家庭教師エイドネット など
②ホワイトボードを共有する
お互いの顔を映す画面に加えて、ホワイトボード画面を共有する方法もあります。
専用ペンとタブレットを使うことで、書き込みが画面上に反映させることが可能。
「オンライン家庭教師Wam」のCM動画内で、その様子が分かります。
0:06~0:14のシーンで、実際の授業の様子が見られます。
この方法を使えば、説明内容がクリアにわかり、対面に近い感覚で授業ができます。
また、お子さんも画面に書き込めることも多く、理解度の確認も難しくありません。
- メリット
- 教える内容を理解しやすく、対面に近い感覚で授業ができる
- デメリット
- 必要な機材や、システムを使うための設定作業が多くなる
ペンタブセットの購入(6,000円~)が必要 - 採用している会社
- オンライン家庭教師Wam
オンライン家庭教師e-Live
インターネット家庭教師Netty など
③追加機材を使わず、シンプルにつなぐ
システムが充実しているほど、効果的に授業を進められますが、機材や設定が必要というデメリットもあります。
そこで、シンプルにテレビ会議でつなぐだけで、授業を行うスタイルの会社も。
このタイプの授業の様子は、「家庭教師ガンバ」の動画が参考になります。
この形式での授業は、教える時はホワイトボードを映すのが基本。
わからない問題は、LINEなどのチャットアプリで送信するなどの工夫をしていることが多いようです。
先生とのやり取りはどうするの?
先生とは授業以外でも連絡を取ることになります。使うツールはLINEが一般的。
対面の家庭教師でも、LINEを使うことが多いですよ。
また、オンライン家庭教師マナリンクのように、先生とのやり取りに専用ツールを使うケースもあります。
オンライン家庭教師マナリンク公式HPより
どちらにせよ、LINEのような形式のツールが使われます。お互いに都合の良い時にやり取りできる形が便利でしょう。
学校からのプリントを教えてほしい時は、写真をLINEで送ることもできるみたい。
やり方が不安な人にオススメな家庭教師会社3選
オンライン家庭教師のやり方について紹介してきました。
最後に、実際にどの会社を選べばよいか悩む人にオススメの会社を紹介します。
初月分返金保証ありのメガスタ
「オンライン家庭教師のメガスタ」は、初月一ヶ月分(4回)の返金保証キャンペーンが利用可能。
これは、4回(一ヶ月分)の授業をやったのち、
- オンライン授業の形式が子どもに合わない
- システムの不具合が原因で授業が続かない
という理由で解約する場合、入会金込みの授業料が全額返金されるものです。
オンラインが上手くいくか不安という人にちょうどいいね。
また、授業の形式は手元カメラを使うタイプ。
メガスタなら、月々980円(税別)で手元カメラをレンタルできます。最初にレンタルして、問題なさそうなら購入するのもいいでしょう。
合わなかったら返金可能!
無料レンタルと遠隔サポートが嬉しいNetty
「インターネット家庭教師Netty」は、ペンとタブレットを使い、画面上にホワイトボードを共有するタイプ。
利用するにはペンタブレッド(6,000円~)の購入が必要ですが、webカメラとヘッドセットが無料レンタル可能です。
また、無料体験を受ければ入会金が不要のため、他社よりも初期費用が安くすむことも。
なおNettyでは、操作トラブル時に、スタッフに遠隔で操作してもらうことも可能。
パソコン操作で困ったことがあっても、対応を任せられます。
通信サポートが安心!
最低限の機材で始められるガンバ
機材の購入やセットが面倒な場合は、テレビ会議で接続するだけで授業できる「家庭教師ガンバ」がオススメ。
テレビ会議アプリ「Zoom」を使うので、操作に慣れている親御さんも多いでしょう。
他の機材や専用のシステムを使わず、気軽に接続できるので、安心して始められます。
ガンバには、授業日以外にも質問ができたり、追加授業が格安という魅力もありますよ。
先生は学生で、子どものやる気アップに力を入れてるみたいね。
気軽にオンライン授業ができる!
始める前の不安は無料体験で解消!
オンライン家庭教師のやり方について紹介してきました。
必要な機材と、代表的なやり方が分かれば、だいたいのイメージが湧くと思います。
そのうえで、実際に無料体験やカウンセリングを受ければ、オンラインが合いそうか分かるでしょう。
興味があるなら、まずはいくつかの会社で無料体験を受けてみましょう。
でも、体験したら入会しないと申し訳ない気がするわね・・
私も営業スタッフとして働いてましたが、体験だけで終わる家庭もたくさんいましたよ。
お子さんの成績が取り返しのつかないことになる前に、まずは体験してみるのがおすすめです。
記事内で紹介したサービス・会社
- 1ヶ月後に返金解約もできるオンライン家庭教師の【メガスタ】
- ホワイトボードを共有し、PCサポートも手厚いインターネット家庭教師Netty
- つなぐだけの授業ができる家庭教師ガンバ(オンライン)