オンライン家庭教師が流行りつつあることはご存知ですか?
新型コロナを機に、オンラインのやりとりが増えています。その結果、オンライン家庭教師に興味を持つ人も。
とはいえ、どんなものか不安もあります・・
親世代からすると、オンラインの授業ってイメージ湧きにくいですよね。
そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。
- 100名以上のプロ家庭教師指導
- 1000件以上の家庭教師契約
- オンライン家庭教師部門の立ち上げ
オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。
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オンラインならではのメリットは多いですが、デメリットもあります。
ある程度の知識を踏まえて体験授業を受ければ、オンライン家庭教師が合うか判断できるでしょう。
この記事を読めば、自分がオンライン家庭教師を利用するべきかが分かります。
目次
そもそも、オンライン家庭教師っでどんな感じ?
まず気になるのは、「オンライン家庭教師って、実際どんな感じ?」という点でしょう。
「オンライン家庭教師エイドネット」の公式サイトでは、オンライン授業の様子が分かる動画が見られます。
このようなイメージで、生徒と先生がテレビ電話でつなぎ、授業を行います。
オンライン家庭教師では、Zoom飲み会やリモート会議とは違い、以下のように工夫することが多いです。
- お互いが書き込めるホワイトボードを映す
- 専用のカメラで生徒の手元を大きく映す
- LINEを使って教材の画像を共有する
やり方によって感触が違うので、色々体験してみるのがおすすめですよ。
注目したいオンライン家庭教師5つのメリット
対面に比べ、オンライン家庭教師のメリットとして、次の5つが挙げられます。
場所の制限なく先生が選べる
対面式の家庭教師だと、候補の先生は自宅に来てくれる人だけとなります。
しかし、オンラインにはそうした制限がありません。対面では出会えない先生に教わることも可能。
地方にいながら、現役東大生に教わることなども可能ですよ。
なお、対面の家庭教師が可能な地域でも、
- 理系科目が得意な女性の先生に教わりたい
- 不登校生指導が豊富な先生に教わりたい
などの難しい要望だと派遣が難しい場合も。
このようなケースでも、オンラインならマッチングできることが少なくありません。
料金が安く設定されていることが多い
一般的に対面式に比べて、オンラインの方が安く利用できることが多いです
これは、営業スタッフの訪問や、先生との打合のコストが抑えられるため。
安く利用できるのは、やっぱり魅力ですよね。
実際、オンラインと対面の両方を展開する会社を比べると、以下のようになります。
会社 | 対面 | オンライン |
家庭教師のガンバ 30分あたり授業料 | 1,000円 小・中学生 | 750円 小・中学生 |
家庭教師ノーバス/Netty 30分あたり授業料※ | 1,723円 小学生最安料金 | 1,320円 小学生最安料金 |
気軽に授業を受けられる
対面式の家庭教師だと、家を掃除したり、先生への気遣いを考えてしまいがち。
会社はお気遣い不要と言いますが、やっぱり気を遣う親御さんは多いですね。
オンラインの場合は、そもそも先生が家に来ません。そのため、気遣いや家の掃除は不要です。
先生が来ないので、親が家にいなくても心配なさそうね。
時間を自由に設定しやすい
授業時間の長さや時間帯も、オンラインの方が融通が利きやすい傾向が。
例えば、オンライン・対面の両方を展開している会社でも、授業コマ時間は以下のように違います。
会社 | 対面 | オンライン |
家庭教師ファースト 授業コマ区分 | 60分・90分・120分 | 45分・90分 |
家庭教師ノーバス/Netty 授業コマ区分※ | 90分・120分 | 50分 |
対面式の場合は、一コマ60分が最短になりがちですが、オンラインだと、45分や30分が最短の会社も多いです。
また、オンラインだと、夜10時などの遅い時間からの授業もOKなことも。
これは、家庭への移動が不要で、先生が自宅から授業ができることが理由です。
習い事や部活で忙しいお子さんが、夜に授業するケースも多いですよ。
自宅以外の場所でも可能
対面式だと、自宅で行うのが前提。長期休みなど先生の帰省時は、授業ができません。
一方、オンラインなら、ネット環境と最低限の機材があれば、どこにいても授業が可能。
そのため、ご家庭や先生が帰省中でも、条件が整えば授業ができます。
オンライン特有のデメリットもある
このように、メリットが多いオンライン家庭教師ですが、もちろんデメリットもあります。
オンライン家庭教師を検討するなら、以下の点も知っておきましょう。
コミュニケーションが薄くなりがち
対面の家庭教師のメリットとして、先生とのコミュニケーションがあります。
先生とお子さんの相性が良いと、
- 先生と話すのが好きだから授業が楽しみ
- 先生に褒められたいから勉強を頑張る
などの効果も期待できます。
その点、オンラインだと、勉強以外のコミュニケーションが薄くなりがち。
もちろん、授業を重ねれば、コミュニケーションも増えますが、そのスピードは対面よりも遅くなります。
お子さんがyoutubeやインスタライブなどに慣れているなら、家庭教師も慣れやすいですよ。
緊張感を持ちにくい
また、先生との距離があるぶん、お子さんの緊張感が対面ほどはありません。
そのため、集中力がないお子さんだと、長続きしない可能性も。
オンラインの方がコマ時間が短いのには、このような理由もあります。
ただし、これは裏を返せば、リラックスして授業を受けやすいとも言えます。
不登校生や、ナイーブなお子さんとは相性がいいかもしれないね。
達人のワンポイントアドバイス
不登校などで、外出が難しいお子さんなら、家庭教師が有効な学習手段になります。
また、対面よりもオンラインの方が圧迫感がなく、気軽に感じやすいもの。
お子さんがコミュニケーションが苦手なら、オンラインから始めてみるのも一つの手です。
解いている様子が見えにくい
勉強が苦手なお子さんだと、「自分が何をわからないのかがわからない」状態になりがち。
この場合、先生は、お子さんが解く様子を見て、どこでつまづいているかを判断します。
しかし、オンラインだと、対面ほど先生の視界は広くありません。
視界が限定される分、お子さんのつまづきを見抜きにくい面があります。
手元カメラを使う授業なら、このデメリットを回避できます。
このようなカメラをノートの上に設置し、お子さんの手元を映すことで、解いている様子がはっきり分かります。
などの会社がこの方式を採用しています。
通信・機材トラブルの不安
最近では通信環境や、機材のスペックが発達したため、機器面のトラブルはかなり減ってきました。
しかし、それでもゼロではありません。
機械に詳しくない親御さんだと、こうしたトラブルは不安でしょう。
オンライン授業が上手くいかない大きな原因は、通信速度の遅さ。
「オンライン家庭教師マナリンク」では、推奨される回線スピードを、アップロード・ダウンロードともに2Mbpsと説明しています。
通信速度が不安なら、回線の早さをテストしてみましょう。
うちはオンラインにすべき?見分けるポイントは
対面式とオンライン家庭教師には、それぞれに良いところがあります。
結局、対面式とオンラインどっちの家庭教師を選んだらいいの?
そう悩む場合は、以下のポイントから判断してみてください。
塾通い・家庭教師派遣が難しい地域に住んでいる
リアルだと塾や家庭教師が利用できない場合は、やはりオンラインという選択肢が有力になります。
最近は通信環境が整っており、必要な機材の購入も難しくありません。
料金も対面より安く済むことが多いみたい。
「田舎だから塾や家庭教師は無理」と諦めるのはもったいないですよ!
先生選びにこだわりたい
対面の場合は、「家に来れる先生」という条件から選びます。そのため、地理的な制限がつきもの。
オンラインではそうした制約が一切ありません。全国に住んでいる先生から選べます。
- 志望大学に通う学生教師に教えてほしい
- 女性の先生に理系科目を教えてほしい
- 不登校生の経験が豊富な先生に教えてほしい
などのこだわりがあるなら、オンラインの方が希望する先生と巡り会えるでしょう。
やる気があり、わからないところが明確なお子さん
オンラインでは、コミュニケーションが薄くなりがちで、勉強している様子が見えにくいデメリットが。
しかし、もともとやる気のあるお子さんなら、コミュニケーションが薄くても、自分でしっかり勉強できます。
また、お子さんがわからないところを自分で説明できれば、先生が見抜く必要もありません。
やる気があって、勉強が得意なお子さんなら、特にオンラインと相性がいいですよ。
その他にも、以下の特徴がある場合はオンラインがおすすめです。
- 感染症が心配なご家庭(受験生・体が弱い家族がいるなど)
- オンラインでのやりとりに慣れているお子さん
- 先生を家に呼ぶのが面倒な家庭
- 勉強以外が忙しく、遅い時間・短時間の授業を受けたいお子さん
- 料金を抑えたいご家庭
オンライン家庭教師を選ぶときの注意点
オンライン家庭教師を検討するときには、色々と不安があるかもしれません。
失敗しない家庭教師選びをするためには、時に以下の点を気を付けるとよいでしょう。
授業のやり方によって分かりやすさが変わる
ひとくちにオンライン家庭教師といっても、やり方にはいくつかのパターンがあります。
- ホワイトボード画面を共有する
- 手元カメラを使う
- Zoomなどのソフトで接続するだけ
接続するだけの方法は、機材がほとんど不要で安上がりです。
しかし、授業のしやすさという点では、ホワイトボードや手元カメラを使う方がおすすめです。
無料体験でいくつかの方法を試すのがよさそうだね。
初期費用を確認する
対面式の家庭教師でも同じことが言えますが、入会時には、入会金などの初期費用がかかるのが普通。
公式サイトやチラシの安い月謝だけで考えてしまうと、初期費用に驚いてしまうことも。
特にオンラインの場合は、機材が必要になることもあります。
広告に載っている料金に食いつかず、詳しい説明を受けるまで、入会の判断はおいておきましょう。
先生との相性が不安なら実際の先生で体験する
家庭教師はマンツーマンなので、先生との相性が重要。
先生との相性が良いと、お子さんのやる気が上がり、成績も伸びやすくなります。
お子さんが気難しいタイプで、相性が特に不安なら、実際の先生で対面できる会社で体験するのがおすすめ。
などの会社なら、実際の先生の体験ができます。
オンライン家庭教師が不安な人にもおすすめの会社
ここまでの点を踏まえ、オンライン家庭教師を迷っている家庭におすすめの会社を紹介します。
インターネット家庭教師Netty
インターネット家庭教師Nettyは、ホワイトボード画面を共有するタイプ。
そのため、先生の板書内容が分かりやすいのが特徴です。
お子さんの書き込みも共有できるので、対面に近い感覚で授業ができますよ。
また、通信サポートも充実している点も魅力です。
Nettyでは、先生側は事務所で授業をするので、サポート社員が常駐。通信トラブルがあっても素早い対応が期待できます。
また、通信トラブル時には、パソコンの遠隔操作も対応可能です。
何かあっても対応を任せられそうね。
通信サポートが安心!
オンライン家庭教師マナリンク
オンライン家庭教師マナリンクは、手元カメラの使用を推奨。
お子さんが解いている様子がはっきりわかるので、つまづく場所がすぐにわかり、スムーズに授業が進みます。
ホワイトボードか手元カメラのどちらが合うかは、お子さんによって変わります。
実際に両方のタイプを体験してみましょう。
また、マナリンクの大きな特徴は、実際の先生で体験ができる点。
公式サイトから、希望する先生を指名して体験できます。
選ぶのに自信がないなら、サポート本部に相談することもできますよ。
先生との相性を重視したい家庭に特におすすめです。
実際の先生で体験できる!
オンライン家庭教師のエイドネット
オンライン家庭教師のエイドネットは、気軽に始めやすい点が特徴。
主な料金は以下の通りです。
- 入会金(現在割引中) 5,500円
- 月会費 440円
- 授業料(45分×4回) 9,724円~
初期費用と毎月の費用ともにリーズナブルに利用できます。
短い時間から気軽に始めたい場合にピッタリです。
また、エイドネットは手元カメラを使用するタイプですが、手持ちカメラとノートパソコンの有料レンタルが可能。
機材費の面でも、最初にかかる出費を抑えられる点も魅力です。
入会金大幅割引中!
無料体験を受ければメリットなどが良くわかる
親世代の私たちにとっては、学生時代にネットで授業を受けるなどなかったと思います。
そのため、オンラインに不安を抱いても無理もありません。
不安があるなら、やはり実際に体験することが大切。
意外とスムーズにできたり、逆に「対面の方がいいかも」と気づくこともあるでしょう。
でも、体験したら入会しないと申し訳ない気がするわね・・
私も営業スタッフとして働いてましたが、体験だけで終わる家庭もたくさんいましたよ。
後悔しないためにも、実際に体験してみるのがおすすめです。
記事内で紹介したサービス・会社
- ホワイトボードを共有し、PCサポートも手厚いインターネット家庭教師Netty
- 手元カメラを使い、実際のプロ教師が体験できるオンライン家庭教師マナリンク
- 手元カメラを使い、気軽に始められるオンライン家庭教師のエイドネット