大学入試や留年回避など、高校生は危機感の高いケースが多いです。
小・中学生以上に人生への影響が大きいため、親の心配度合もますます高まるもの。
また、高校もなると、学習内容も入試制度も専門的になります。親としては、学習対策をどうすべきか迷ってもおかしくありません。
高校にもなると、「もう子どもに任せたい」って思う親も多いはずです。
とはいえ、心配性な親御さんは、家庭教師選びや授業プランが気になるでしょう。
そこでこの記事では、以下の点をまとめました。
- 高校生のお子さんに家庭教師をつける3つのパターン
- それぞれのパターンのコツ・おすすめのコース・合う教師
- 高校生のお子さんにオススメな会社やサービス
- 高校生の家庭教師の料金相場
- 塾と比較したときの家庭教師のメリット
オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
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- 100名以上のプロ家庭教師指導
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たくさんの家庭を見てきた経験などをもとに、高校生の家庭が家庭教師を始める時に気になるポイントをまとめました。
この記事を読めば、家庭教師が上手くいくコツや、どんな会社を選ぶべきかが分かるようになります。
「家庭教師をつけたいけど、どうしたらいいか不安」という親御さんの参考になるでしょう。
目次
高校生の家庭教師授業・3つのパターン
高校生のお子さんが家庭教師を利用する場合は、大きく分けると以下の3つです。
赤点・留年の回避
高校生の場合、成績があまりに悪いと進級できない危険性があります。
俗に言う「赤点」(30点以下を指すことが多い)を、複数回とると留年します!
親としては考えただけでも恐ろしいですね・・
留年の危険がある生徒は、ふつう事前に学校から注意が。それを聞いて慌てて家庭教師を依頼するケースも多いです。
成功するコツ
- 危険なのが1、2科目のことが多いので、その科目が得意な先生に教わる
- 赤点回避が目的なので、現在の学校の進度よりテスト範囲の基礎基本から教わる
- 家庭学習ができてないことも多いため、家庭学習メニューも考えてもらう
- 部活などが理由で勉強ができてない場合は、それを切り捨てる覚悟も必要
- テストが遠い場合は、週1回ペースでも間に合いやすい
- 高校では一つひとつの内容が深いので、授業は90分か120分程度必要
- テスト前は週2回以上も検討すべきで、赤点回避だけが目的なら、短期集中でも効果を発揮する
- 特に、テスト直前で始める場合は、最初は毎日レベルで授業してもよい
- 指導科目が得意な先生を選ぶこと
- 基礎から教えるのが苦手な先生もいるため、噛み砕いて教えるのが得意な先生を選ぶこと
- その科目の苦手を克服した先生だと、お子さんの気持ちにも共感できるのでなお良い
特定の科目に詳しいプロ教師を希望するなら、専門的な先生の登録が多い会社がおすすめです。
特に、「オンライン家庭教師マナリンク」では、事前に実際の先生で体験ができるため、より安心です。
大学受験対策(受験生)
これは言わずもがなですが、大学受験を目指して家庭教師をつけるパターンです。
大学の受験対策といえば、大手予備校やその映像授業が王道ですが、家庭教師をつけるケースも。
実績やノウハウの面では、大手予備校の名物講師ほどではありません。
しかし、1対1で教わることができ、お子さんの理解度が高まりやすいメリットは大きいです。
かかる費用は、大手予備校よりかなり抑えられるみたい。
本格的に対策するなら、大学受験に力が入っている会社を選びましょう。
成功するコツ
- 志望校によって傾向が大きく変わるので、志望大に詳しい先生や会社を選ぶこと
- 学校進度とは関係なく、入試に向けた勉強プランを組むことも大切
- お子さんの自主性を尊重すべきで、安心できる先生・会社を見極めた後は、親が口を出さない方がいい
- 志望校との差にもよるが、やはり週2回程度が一般的
- 教わる内容が多く、最低90分はとる必要があり、120分でも問題ない(お子さんの集中力も持続する)
- 志望大の合格実績のある先生か、志望大出身の先生にすべき
- 経験豊富なプロ教師が安心だが、志望校に通う学生の先生に教わるのも良い
- 志望校が遠方でも、オンライン家庭教師であれば場所を問わず教われる
遠方の大学を受験するなら、オンラインで大学受験に力が入っている「オンライン家庭教師のメガスタ」がおすすめです。
オンラインで学生教師にこだわるなら、オンライン大手の「オンライン家庭教師Wam」もアリです。
志望大が地元なら、地元で評判の対面家庭教師会社を選びましょう(「家庭教師比較くらべ~る」を利用するのも手)。
大学受験対策(非受験生)
意識が高い家庭なら、高1,2のうちから受験対策として家庭教師や予備校を利用することも。
当然ながら、早いうちから準備した方が、難関校に挑戦する力がつきます。
予算と時間に余裕があるなら、非受験生のうちに対策を始めるのは効果的です。
余裕をもって対策を始められそうですね。
成功するコツ
- お子さんの主体性が成果に大きく関わるため、親は強制せず、お子さんの意思で始める
- 志望校によって、必要な学力が大きく変わるので、先生や会社に志望大学をきちんと伝える
- 志望校が決まっているのが理想だが、「このくらいのレベルの大学を志望している」でもよい
- 理想的には週2回だが、高3に入る前は、週1回で進めてもよい
- 高校はひとつひとつの内容が深いため、時間はやはり90分か120分程度は必要
- 家庭学習も考えてもらった方がいい
- 長期的な勉強プランを考えるなら、受験に詳しいプロ教師の方がよい
- プロだと予算的に苦しい場合は、会社のサポートスタッフが受験に詳しいところにすべき
遠方の大学を受験するなら、オンラインで大学受験に力が入っている「オンライン家庭教師のメガスタ」がおすすめです。
オンラインで学生教師にこだわるなら、オンライン大手の「オンライン家庭教師Wam」もアリです。
志望大が地元なら、地元で評判の対面家庭教師会社を選びましょう(「家庭教師比較くらべ~る」を利用するのも手)。
高校生の家庭教師でおすすめの会社・サービス
高校生の家庭教師は、基本的にオンラインを利用するのがおすすめです。
大学受験は志望校が遠方のことも多いですが、オンラインなら場所にとらわれずに先生を選ぶことが可能。
そのほかにも、以下のようなメリットがあります。
- 金額面で対面よりも安くなりやすい
- 先生が家に来ないため、遅い時間でも授業ができる
- 先生を迎える必要がなく、親が対応せずに済む
オンラインだと、お子さんが集中しずらい点がありますが、高校生ならその心配も不要です。
本格的な大学受験対策なら「オンライン家庭教師のメガスタ」
「オンライン家庭教師のメガスタ」は、大学受験に力が入っているのが大きな特徴。
家庭教師業界の中で一番市場が大きいのは中学生ですが、あえて高校生に力を入れている珍しい会社です。
公式サイトは、大学受験の実績や色々なノウハウが満載ですね。
また最近はプロ教師に力を入れており、大学受験指導の精鋭教師による授業が期待できるでしょう。
大学受験を本格的に考えている場合は、メガスタを第一候補として考えるのをおすすめします。
なお、オンライン授業が不安な場合は、1ヶ月の返金保証付きキャンペーンを利用するのがおすすめ。
1ヶ月授業を行い、「オンラインが合わない」という理由で辞める場合は、入会金や授業料を全額返金してもらえます。
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専門性が高いプロ教師なら「オンライン家庭教師マナリンク」
オンラインのプロ教師なら、「オンライン家庭教師マナリンク」がおすすめ。
マナリンクはプロ教師に特化しており、全国に色々な専門分野の教師が在籍しています。
- 高校数学専門の先生
- 英語学習に特化した先生
のように、特定の分野に詳しい先生が見つかりやすく、赤点を回避したい高校生の強い味方になってくれます。
先生は入会前に実際に体験できるのも大きな強み。まずは体験をしてみて、安心できそうなら入会しましょう。
先生を自力で探すのが難しい場合は、運営スタッフに相談することも可能です。
お子さんの現状を伝えて、希望に合う先生がいないか相談してみましょう。
プロ教師が事前に試せる!
個別予備校も利用可能な「オンライン家庭教師Wam」
学生教師を希望するなら、オンライン大手の「オンライン家庭教師Wam」がおすすめです。
オンライン家庭教師歴25年の老舗で、登録学生数も多いことが期待できます。そのため、希望する大学の学生に教われる可能性が高いでしょう。
志望大に通う先生が在籍しているか、問い合わせてみましょう。
また、Wamの大きな特徴は、個別予備校の運営も行っている点です。
通常の家庭教師と違うのは、志望大学合格に向けて、長期の勉強プランを綿密に立ててくれる点。
担当の先生だけでなく、専門のアドバイザーが勉強プランを練ってくれるみたい。
通常の家庭教師よりも、本格的な大学入試対策が期待できます。家庭教師1本で受験対策をするなら、個別予備校も検討するのがよいでしょう。
成績保証キャンペーン実施中!
地元で評判の会社を探したいなら「家庭教師比較くらべーる」
地元の大学が志望校なら、地元の対面家庭教師を利用するのも良い選択肢です。
知り合いなどから、おすすめの会社が聞ければベストですが、特にツテがない場合は、複数の家庭教師会社に当たってください。
家庭教師会社は当たりはずれがあるので、自信がない場合は複数を比較すべきです。
1社聞いただけでは良し悪しが分からないものね。
「家庭教師比較くらべ~る」なら、住まいの地域と用途を入れると、複数の家庭教師会社に、一括で資料請求してくれます。
そのなかから対面の家庭教師会社にコンタクトを取り、詳しい話を聞いてみましょう。もちろん無料で利用できます。
入会すると抽選で2万円ゲットも!
高校生で家庭教師の料金相場は20,000円~
入会を検討するときに気になるが、やはり料金面です。特に授業料の相場がどれくらいか気になる親は多いもの。
今回オススメしている各社の料金を比較すると、以下のようになります。
週1回60分で考えると、20,000円くらいが相場と言えるでしょう。ただし、高校生なら1回の授業時間は90分以上を考えたいところです。
また、プロ教師を希望する場合は料金がさらに高くなります。
総合的に考えると、月30,000円以上くらいの出費と考えるのが妥当かもしれません。小・中学生に比べるとやはり相応のお金がかかります。
しかし、高校生の学習対策の主流である大手予備校では、年間100万以上かかると言われています。
それと比べると割安と言えそうだね。
家庭教師と大手予備校を比較した場合のメリット
高校生が学習対策を始める場合、大手予備校と迷うケースが多いです。
ここでは、大手予備校と比較した場合の家庭教師のメリットを紹介します。
志望大に通う先生に教われる
予備校や塾と比較した家庭教師のメリットの一つとして、先生を選べる点があります。
大学受験においては、このメリットを最大限に活かし、志望大学に通っている先生に教わることも可能。
志望大が遠方でも、オンライン家庭教師を利用すれば、場所に関係なく教わることができます。
志望大が地元なら、地元の対面家庭教師を利用しましょう。
志望大に通っている先生なら、
- 合格した勉強法が直接聞ける
- リアルな大学生活を教えてくれるので、モチベーションが湧く
というメリットを受けられます。
大学のリアルな情報がわかるのは嬉しいわね。
大手予備校よりも安価
大学受験対策と言えば、昔から大手予備校が主流です。
長年のベテラン教師が担当するため、その効果は折り紙付きでしょう。しかし、この手の対策はかなりお金がかかります。
- 入学金
- 3~10万
- 授業料
- 年間60万〜80万
- 夏期・冬期講習
- 20〜40万
参考:ヨビコレ|予備校・塾の年間費用はいくら?大手の平均授業料を比較してみた!
安く見積もっても年間100万はかかりそうね・・
それに対し家庭教師は、そこまで必要になることは多くありません。
週の回数や授業時間を選べるため、家庭の状況に合わせて、無理のないプランで始められます。
とはいえ、受験対策のノウハウとしては、大手予備校と比べると見劣りする面があるのは確かです。
予算を抑えたいけど、本格的に受験対策をしたいなら、大学受験対策に力を入れている
に相談してみましょう。
独自のカリキュラムで勉強ができる
家庭教師のメリットとして、自分の希望に合わせて授業ができる点があります。
予備校でも、ある程度はお子さんに合わせてカリキュラムを組めますが、カスタマイズの自由度では家庭教師に軍配が上がります。
- 1週間後のテストで赤点を回避したいので、5日間連続で数学を教えてほしい
- 英語が中学校内容から怪しいので、中2レベルからさかのぼって教えてほしい
など、マニアックな要望だと、家庭教師でしか対応はできません。
専門性の高い会社や教師を選ぼう
高校生で家庭教師を考えるのは、赤点回避や大学受験など、危機感が高いケースが多いです。
いずれにせよ、指導科目や受験制度などに詳しい先生を選ぶことが重要。
教師の質にこだわる場合は、対面式よりもオンラインがおすすめです。
遠方の志望校に通う学生教師に教わったり、専門性の高い先生が選べる可能性が上がります。
地元の大学志望なら、地域の対面家庭教師を探すとよいでしょう。
なお、家庭教師選びのポイントをこちらの記事でまとめています。
家庭教師を利用したことがなく、どのように選んだらいいか分からない人は参考にしてください。
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