勉強お悩み相談

高校受験、点数が伸びない私はもうヤバい?【伸びるヒケツを伝授!】

高校受験を控え、「成績が伸びない」と悩む中学生は少なくありません。

勉強してもテストの点数が変わらず、「今の勉強で本当にいいのか?」「合格できるのか?」と不安を抱えがち。

不安なお母さん

不安のあまり、勉強が手につかなくるお子さんもいるみたいね。

高校受験は、結果によって進学先が変わるため、人生の一大イベントとでも言っていいでしょう。

達人

経験したことのないプレッシャーに苦しむお子さんもいます。

そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。

オンライン家庭教師の達人(達人)

この記事を書いた人

10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。

  • 100名以上のプロ家庭教師指導
  • 1000件以上の家庭教師契約
  • オンライン家庭教師部門の立ち上げ

オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。

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高校入試の勉強は、出題範囲が広く、応用問題も多いため、簡単には成績を伸びません。

しかし、基礎を固め、出題形式に慣れる訓練をすれば、成績は上がるもの。

この記事を読めば、高校受験で成績を伸ばすためにやるべきことが分かります。

達人

高校入試に悩む親子の助けになるでしょう。

実力テスト・模試で点数が伸びない理由

高校入試点数取れない理由

入試対策である実力テストや模試は、いくつかの点で定期テストとは違います。

以下の特徴から、点数を伸ばすことは簡単ではありません

範囲が広い

高校入試の範囲は、中学3年間の学習すべて。実力テストや模試の範囲も、かなりの広範囲になることが多いです。

これは、1週間の勉強でカバーできる範囲ではありません。

達人

定期テストとは違い、数か月かけないと点数は伸びませんよ。

応用問題が多い

入試問題は、地域トップ校を目指す生徒が解くことも想定しています。

そのため、応用問題も多く出題。定期テストでは見ないタイプの問題も出題されます。

悩むお父さん

定期テストと同じ勉強方法だと通用しなさそうだね・・

様々なテストで忙しい

受験勉強が本格化する中3の夏以降の時期は、テストが目白押しです。

都道府県や中学校によって違いますが、だいたい以下のようなスケジュールに。

9月定期テスト①
学力テスト①
10月学力テスト②
11月定期テスト②
学力テスト③
1月定期テスト③
2月私立入試
3月公立入試

定期テストで通知表(内申点)が決まり、学力テストの結果を仮想の入試結果と見立てて、12月~1月に志望校を決めます

理解するお母さん

特に9月~11月にテストが詰まってるのね。

この時期は、

  • 中3範囲の内容が出る定期テスト
  • それ以前の範囲が出る学力テスト

2種類の勉強が必要になります。

そのため、十分に勉強ができないまま、テストを受けるケースが少なくありません。

高校受験対策で成績を伸ばす方法

高校入試で点数を伸ばす方法

簡単にはいかない受験勉強ですが、成績を伸ばす方法はもちろんあります。

以下のポイントを押さえて、コツコツ取り組みましょう。

まず基礎固めから始める

入試は応用問題が多いですが、まずは基礎基本から勉強しなおすことが大切。

市販の入試問題集を購入し、基本レベルの問題をすらすら解けるまで何回も繰り返しましょう

達人

分からないところは、学校・塾・家庭教師の先生に聞くのが効率的ですよ。

出題傾向に慣れる

基本内容が解けるようになったら、入試の出題傾向に慣れることが重要です。

そのためには、実力テストの過去問などを解きましょう。

基礎ができたうえで過去問を解けば、だんだんと慣れていきます。

このとき、同じ問題を2回3回と繰り返すことが重要。繰り返すことで、理解が深まります。

達人

色々な問題集に手を出すよりも、1冊を何回も繰り返す方が効果的です。

応用問題の解き方や、裏ワザを知りたい場合はプロに頼ろう

応用問題を自力では勉強できないなら、塾や家庭教師などのプロを頼るのが効率的。

塾や家庭教師の先生だと、わかりやすく教われるだけでなく、入試問題を効率的に解く裏ワザも教えてくれます。自力でやるよりも効率的に理解できるでしょう。

  • 塾ならば、昔から続いている、地元の高校の合格実績があるところ
  • 家庭教師ならば、学生教師ではなく、志望校の合格実績があるプロ教師

を選ぶのがおすすめです。

>>初心者でも失敗しない家庭教師派遣会社選びのポイント

できない問題の原因をはっきりさせる

ある程度勉強を進めたら、受けた実力テストや模試で正解できなかった問題の「原因」を確認しましょう。

以下の2つに分け、それぞれに合わせた対処を取ることが大切です。

①分かっていたはずなのに正解できなかった
理解度が不足しています。その単元をもう一度勉強しなおしましょう。

もう一度解きなおし、確実に正解できるまで繰り返すことが重要です。
②分かっていないために正解できなかった
その単元の勉強ができていないことが原因。その範囲を学習するスケジュールを立てましょう

まずは基本から勉強し、応用問題が分からないようなら、先生などに教えてもらいます。

この作業を繰り返し、「分かるはずの問題」を確実に正解できるようにして、「分からない問題」を減らしましょう

「捨てる問題」も選び始めよう

入試問題のなかには、オール5クラスの生徒がチャレンジする難問もあります。

平均レベルの高校を狙うなら、そのような問題を解く必要はありません

自分の志望校と、合格に必要な点数を調べ、正解する必要のない問題は捨てましょう。それによって効率よく成績を伸ばせます。

自分の努力や成長を実感できるようにする

入試対策の勉強は、成果がでるまでに時間がかかります。

達人

数か月はかかることがザラで、半年かかることもありますよ。

悩むお父さん

そんなに長いスパンでの勉強だと、心が折れてしまいそうだね。

そのため、自分自身の成長が実感できる工夫も大切です。

  • 勉強メニューを書き出し、終わったら線を引いていく
  • 1冊の問題集を繰り返し、周回数を問題集に書き込む
  • 以前のテストと、最近解いたテストを見比べ、同じ種類の問題の正答率を比べる

単純にテストの点数を記録するだけだと、伸びてないときにテンションが下がるもの。

取り組んだ量が目に見えるようにしたり、勉強した単元に絞って確かめることで、努力や成長を感じやすくなります。

本番で実力が出せないタイプはひたすら繰り返す

入試くらいの大きなテストになると、緊張で普段やらないミスをする可能性も。

定期テストでもうっかりミスが多いなら、同じ形式の問題を何度も解いて、体に覚えさせるのが一番です。

達人

スポーツや吹奏楽でも、何回も繰り返して体で覚えると、本番でも同じようにできますよね。

納得するお母さん

それをテストでもできるようにするのね。

特に緊張でミスが多いお子さんは、以下のトレーニングが効果的。

  • テスト時間内に、見直しする余裕を作る
  • 見直しする余裕を作るために、解く時間を早くする
  • 解く時間を早くするために、同じ問題を何回も繰り返す
  • 本番と同じ時間帯で、時間を計って予想問題や過去問を解いてみる
  • 予想問題(過去問)で、「〇点以上なら自分へのご褒美をあげる」などの条件をつけて、多少自分にプレッシャーをかける

受験に悩むお子さんに親ができること

受験生のために親ができること

お子さん以上に親が高校受験に不安になるケースも少なくありません。

しかし、受験をするのはお子さん自身。親御さんが直接どうこうできません。

達人

とはいえ、親御さんができるサポートもありますよ。

自信をつけさせる

真面目で心配性なお子さんなら、親からの励ましが響くことも。

テストの結果で良いところを褒めてあげたり、普段の頑張りを認めるなどで、お子さんに自信をつけさせましょう

達人

反抗期だと、素直に反応されないかもしれませんが、密かに喜ぶことも多いですよ。

また、お子さんにガミガミ言わないことも重要。

親も不安からイライラする気持ちもわかりますが、親子喧嘩をしている場合ではありません。

>>勉強できないわが子にイライラするときの対処法

お子さんがサボっているようなら、親が直接言うよりも、学校や塾の先生など、第三者から話してもらう方が効果的です。

環境を整える

お子さんが勉強に集中するためのサポートも重要。

  • 専用の勉強部屋や勉強机を用意する
  • リビングで勉強するなら、その時間はテレビをつけない

など、落ち着いて勉強する環境を整えてあげましょう。

納得するお父さん

親自身が読書や勉強する姿勢を見せると、子どもによい影響を与えられるみたいだね。

親子間で話し合い、スマホゲームをする時間を制限するのも効果的です。

勉強するときはスマホを預かり、お子さんが誘惑に負けない環境を作ってあげましょう。

体調を崩さないようにフォローする

受験に思いつめてしまうと、睡眠時間を削って勉強し続け、体調を崩してしまう危険も。

オーバーペースになっていないか様子を見て、必要なら休ませることも大切です。

  • 睡眠時間が足りないと頭が働かず効率が落ちる
  • 風邪をひいて寝込むと、数日間勉強できなくなる

などの情報を伝え、体を壊さないように調整してあげてください。

納得するお母さん

食べ物や服装、部屋の気温や湿度なども気に掛けるとよさそうですね。

塾なしでも高校受験は乗り切れる?

塾に通わなくても高校受験は大丈夫?

受験対策として、進学塾を頼る人は多いもの。

しかし、「塾にいけない」「行きたくない」という人もいるでしょう。

困るお母さん

でも、やっぱり塾に行かないとダメかしら・・

結論から言うと、進学塾に通わずとも、高校受験を乗り切ることは可能

正しい方法で勉強すれば、自力でも模試や入試の点数を伸ばせます

>>高校入試の勉強プランや必要な勉強時間数など

ただし、学校の先生から反対される志望校を狙う場合は、この限りではありません。

限られた期間で大きく成績を伸ばすには、

  • 効率よく点数をとるコツ
  • 優先すべき勉強

など、受験に詳しいプロのノウハウが必要です。

達人

進学校を狙うなら集団塾、実業系の高校や、平均レベル以下の高校を狙うなら家庭教師を検討しましょう。

ギリギリまで志望校は下げるべきではない

高校受験志望校を下げるかどうか

9月~11月の実力テストや模試で点数が伸びないと、不安になり、「志望校を下げた方がいいかも」と思うかもしれません。

しかし、明確な志望校があるならば、ギリギリまで下げるべきではありません

多くの地域では、12月の三者面談で志望校を決めます。少なくともそこまでは頑張り続けましょう。

志望校を下げると、緊張の糸が切れ、モチベーションが下がります

「そこまで頑張らなくてもいいや」と気が抜けてしまい、残りの期間の受験勉強に身が入らなくなる危険が。

その結果、最後まで頑張り続ける子に抜かれてしまう可能性があります。

入試対策はじっくりコツコツと

高校入試の対策勉強は、定期テストとは違い、時間がかかります。

それまで体験したことのない長期スパンの勉強になるので、途中で不安になるお子さんも少なくありません。

達人

正しい方法でコツコツ取り組めば、成果はでますよ。

どのように勉強したら不安な場合は、ここで紹介した内容を参考にしてください。

>>高校受験勉強に必要な勉強時間・時期別勉強メニュー

なお、受験指導が豊富なプロを頼れば、効率的な勉強のコツや、合格への勉強プランを教えてくれます。

お金がかかりますが、自力で取り組むよりも、合格の可能性は上がります。不安な場合は利用するのも良いでしょう。

  • 偏差値50以上の進学校を狙うなら進学塾
  • 偏差値50以下、実業系の高校を狙うなら家庭教師

がおすすめです。

>>初心者でも失敗しない家庭教師派遣会社選びのポイント

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