- オンラインだと、子どもの様子はちゃんと分かる?
- 通信トラブルで授業ができなくなったりする?
学校や家庭教師の授業でも、オンラインの活用が増えてきました。
興味はあるけど、本当にうまくいくか心配です・・
オンラインには、先生の選抜や費用面でメリットがありますが、授業が上手くいくか不安な人も少なくありません。
もちろんオンラインのメリットもあるので、どちらにすべきか悩むでしょう。
そこでこの記事では、以下の点についてまとめました。

オンライン家庭教師の達人(達人)
この記事を書いた人
10年に渡る家庭教師派遣会社の勤務で、以下の仕事を担当。
- 100名以上のプロ家庭教師指導
- 1000件以上の家庭教師契約
- オンライン家庭教師部門の立ち上げ
オンライン家庭教師に関する内容を中心に、勉強に悩むご家庭へ、お役立ち情報を発信します。
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オンライン家庭教師には、対面よりもやりにくい点はありますが、それをカバーする方法もあります。
この記事を読めば、オンライン家庭教師の欠点とそれを補う方法が分かります。
オンラインか対面で迷っている親御さんの参考になりますよ。
目次
オンライン家庭教師がやりにくいと感じる要因

オンライン家庭教師が、対面に比べて「やりにくい」と感じるのには、以下の要因があります。
解いている様子がわかりにくい
対面授業では、お子さんが問題を解く様子が直に見えるので、つまづいている場所がすぐに分かります。
しかし、オンラインだと、先生からお子さんの手元が見えずらく、解いている様子がなかなか見えません。
お子さんがつまづく部分を把握するのに時間がかかります。
板書による説明が見づらい
先生が説明するときは、ノートなどに書くことが多いもの。
オンラインの場合は、それを画面越しに見せるため、対面より見ずらくなります。
また、いちいちノートを画面に見せていると、説明のテンポも悪くなりがちです。
教材の共有が難しい
対面だと、一冊のテキストを二人で見れますが、オンラインの場合は、両方に同じテキストが必要。
また、急きょ学校のプリントや塾の宿題を教えてほしいときは、それを共有しなくてはいけません。
コミュニケーションがとりづらい
コミュニケーションの点でも、対面よりもやりにくさを感じやすいもの。
とくに初対面では対面よりも打ち解けにくい傾向があります。
普段からオンラインでやりとりするお子さんなら、関係ないようですね。
通信トラブル
以前より通信環境が整い、かなり改善されましたが、それでも通話が途切れるなどのトラブルの可能性はぬぐえません。
また、パソコンやカメラの機材トラブルも考えられます。
親がパソコンに詳しくないと、特に不安だね。
オンライン家庭教師のやりにくさを解消する方法

このようなやりにくさを解消する方法として、色々な工夫があります。
手元カメラで生徒の解く様子を映す
「手元カメラ」という機材を利用することで、お子さんの解いている様子を映すことができます。

手元カメラとは、真下の範囲を映すもので、書画カメラとも呼ばれます。
これをお子さんのノートの上に置くことで、問題を解く様子がはっきり分かります。
間違えている場所や、つまずく箇所がすぐにわかるでしょう。
ホワイトボード画面を共有する
テレビ会議ツールのなかには、ホワイトボード画面を共有する機能もあります。
その機能を使うと、先生の板書がはっきり見え、画面上でお子さんに問題を解いてもらえば、理解度も分かります。
「オンライン家庭教師Wam」のCM画像のなかで、ホワイトボード画面を使った授業の様子がわかります。
また、プリントなどもその画面にアップすれば、共有も可能。
無料ツールで教材を共有する
ホワイトボード画面を使わずとも、無料ツールで教材を共有することも可能。
たとえば、プリントを撮影・スキャンしたデータをLINEで送ったり、Googleドライブで保存すれば簡単です。
LINEは利用している子どもも多いので、気軽に使えそうね。
通信環境を整える
通信が上手くいかない理由の大半が、回線速度の遅さ。
回線速度が不十分な場合は、回線プランを上げましょう。
「オンライン家庭教師マナリンク」では、推奨される回線スピードを、アップロード・ダウンロードともに2Mbpsと説明しています。
回線速度は、インターネット回線スピードテスト|USEN GATE 02で確認できますよ。
不安なら通信サポートに強い会社を選ぼう
授業中にトラブルが合った場合、サポート社員が対応してくれると心強いもの。
通信トラブルが不安なら、先生が事務所で授業をする会社を選びましょう。
このタイプの会社なら、授業中にトラブルがあっても、サポート社員がすぐに対応できます(インターネット家庭教師Nettyなど)。
オンライン家庭教師のメリットも知っておこう

オンライン家庭教師を検討するなら、メリットも含めて考えましょう。
悪い面だけ見て対面を選ぶと、後悔する可能性があります。
オンライン家庭教師を対面式と比べた時のメリットは、以下の点です。
地理的な制限が無いため、選べる先生の幅がかなり広がる
対面の場合、「家に来れる先生」という条件に縛られますが、オンラインにはそれがありません。
- 地方都市にいながら東京の大学に通う先生に教わる
- 離島や山間部に住んでいるのに家庭教師を受けられる
などの対応が可能。全国に住む先生が候補になるので、対面に比べ格段に候補の数が増えます。

費用を抑えやすい
オンライン家庭教師だと、営業スタッフが家庭訪問する費用や、各地域に事務所を構えるコストが不要です。
そのため、料金も抑えられ、対面よりも安くなりやすい傾向が。
実際、オンラインと対面の両方を展開する会社を比べると、以下のようになります。
会社 | 対面 | オンライン |
家庭教師のガンバ 30分あたり授業料 | 1,000円 小・中学生 | 750円 小・中学生 |
家庭教師ノーバス/Netty 30分あたり授業料※ | 1,723円 小学生最安料金 | 1,320円 小学生最安料金 |
部屋の掃除や先生への気遣いが要らない
先生へのお菓子や飲み物などを準備する親御さんは多いです。
お気遣い不要と言われても、やっぱり気になるかも・・
オンラインなら先生が家に来ないので、その必要が一切ありません。
また、授業前に家を掃除する必要がなく、気軽に授業を受けられます。
授業時間に融通が利きやすい
オンラインは、対面とは違い、先生の移動時間がありません。
そのため、夜遅い時間や、短い時間の対応も可能。
オンライン・対面の両方を展開している会社でも、授業時間は以下のように違います。
会社 | 対面 | オンライン |
家庭教師ファースト 授業コマ区分 | 60分・90分・120分 | 45分・90分 |
家庭教師ノーバス/Netty 授業コマ区分※ | 90分・120分 | 50分 |
対面に比べてオンラインの方が、短い時間で区切られていることが分かります。
「家庭ネット」のように、25分単位で区切られている会社もありますよ。
感染症の心配がない
直接顔を合わせることがないので、感染症などの病気がうつる心配がありません。
受験直前の大事な時期や、家庭に体が弱い人がいても安心です。
余計な心配をせずに授業ができるわね。
サボろうとするお子さんはオンラインと相性が悪い

オンライン家庭教師はメリットも多いですが、万能ではありません。
集中力・やる気がかなり低く、すぐにサボろうとするお子さんとは相性が悪いです。
オンラインだと、先生が見える範囲が対面より広くありません。そのため、集中させるケアが対面より難しいもの。
この手のお子さんは、授業時になだめたり励ますことが必要なのですが、オンラインだと辛いものがあります。
対面の家庭教師じゃないとダメそうだね。
やりにくいかどうかは実際に試して判断すべき

オンライン家庭教師のメリットや、デメリットを紹介しましたが、実際に体験して判断するのが一番。
家庭教師会社の多くは体験授業を実施しているので、それを受けてみましょう。
特に、やりにくさを心配なら、「ホワイトボード共有型」「手元カメラ使用型」の会社がおすすめです。
ホワイトボード共有型① オンライン家庭教師Wam

「オンライン家庭教師Wam」は、ホワイトボード画面を共有して授業するスタイル。
iPadと専用ペンを使い、タブレッドに書き込んだ内容がホワイトボード画面に共有されます。
お互いの書き込みが画面に映されるので、対面に近い感覚で授業ができますよ。
また、授業料が業界最安級であり、新規入会時の特典が充実。毎月の出費を重視する家庭にもオススメです。
オトクなキャンペーンが利用可能!
ホワイトボード共有型② インターネット家庭教師Netty

「インターネット家庭教師Netty」では、使用するペンタブレッドのセットを安く準備することが可能。
webカメラとヘッドセットを無料で借りることもできます。
最初にかかる機材費を抑えることができますよ。
また、Nettyの運営元は、「家庭教師ノーバス」を運営している20年以上の老舗。
家庭教師の運営ノウハウも豊富な点もオススメです。
WamとNettyは、ともに教師が事務所に来て授業をします。
トラブル時に社員によるサポートが期待できる点でもオススメ。
特にNettyでは、トラブル時の遠隔サポートも可能です。パソコンや通信が不安な親でも安心して始められます。
初期費用が安い!
手元カメラ使用型① オンライン家庭教師マナリンク

「オンライン家庭教師のマナリンク」は、手元カメラを使ってお子さんの手元を映すスタイルを推奨。
どこでつまづいているかが分かりやすく、スムーズな授業ができます。
また、マナリンクの特徴は、プロ教師に特化しており、実際の先生で無料体験ができる点。
プロ教師希望で、実際の教師で体験したい人にはピッタリですよ。
実際の先生で体験できる!
手元カメラ使用型② オンライン家庭教師のメガスタ

「オンライン家庭教師のメガスタ」は、オンライン家庭教師のなかでも比較的有名です。
手元カメラを使うスタイルなので、マナリンク同様、お子さんがつまづいている場所が簡単に分かります。
また、メガスタの大きな特徴は、入会後一ケ月時点なら、全額返金してもらえるキャンペーン。
入会前の無料体験はありませんが、一ヶ月分の体験ができることになります。
「一回では判断できない、ある程度やったうえで判断したい」という親にピッタリね。
合わなかったら返金可能!
手元カメラ使用型③ オンライン家庭教師のエイドネット

手元カメラを使う会社のなかでも、特に気軽に始めやすいのが「オンライン家庭教師のエイドネット」。
- 入会金(現在割引中) 5,500円
- 月会費 440円
- 授業料(45分×4回) 9,724円
たくさん授業をしたいならもう少し長い時間が必要ですが、短い時間から始めたい場合にはピッタリです。
また、手元カメラとノートパソコンも有料ですがレンタルが可能。
機材が何もなくても、初期費用を抑えてスタートできますよ。
入会金大幅割引中!
オンライン家庭教師よくある質問答えます

初期設定は難しくないの?
多くの会社では、授業専用のアプリをインストールするため、少し専門的な操作が必要です。
ですが、無料体験の機会などで、会社側がきちんとサポートします。安心してその指示に従いましょう。
入会に関わるので、ここのフォローは特に手厚く対応してくれますよ。
体験時でうまくいかないなら、諦めて他の会社に当たった方が良さそうね。
会社によって授業の形式は違うの?
同じオンライン家庭教師でも、会社によって授業スタイルが違います。
大きく分けて以下の3種類に分類可能。
- ホワイトボード共有型
- 手元カメラ使用型
- 接続のみ型
オンラインでの授業が上手くいくか不安なら、ホワイトボード画面か手元カメラを使う会社を選びましょう。
機材が必要になりますが、分かりやすく授業が受けられますよ。
対面式と費用は違うの?
対面式とオンラインの費用の違いは、以下の通り。
料金 | 対面 | オンライン |
授業料 | 高くなりがち | 安くなることが多い |
機材費 | 不要 | 必要 数千円~1万円程度 |
交通費 | 必要 月平均2,000円程度 | 不要 |
対面よりオンラインの方がコスト(営業スタッフの人件費など)抑えられるので、その分授業料も安くなることが多いです。
同じ会社でも、オンラインの方が授業料が安くなりがちだね。
また、オンラインの場合は、webカメラなどの機材が必要。
ですが、なるべく機材を使わない方法を選べば、数千円に抑えることも可能です。
一方で、対面は機材は不要ですが、その分交通費が発生。
月に数百円のガス代で済むこともあれば、JRやバスの乗り継ぎで月2,000円を超えることも珍しくありません。
長く続けるなら、月々の交通費が不要なオンラインが安上がりになるでしょう。
ホワイトボードや手元カメラを試してみよう
「オンライン家庭教師はやりにくい」と決めつけるのではなく、色々な視点で考えることをおすすめします。
実際、ホワイトボード機能や手元カメラで、分かりやすい授業をしている会社も多いです。
また、無料ツールを使うなどの工夫でも不便さも克服可能。本当にやりにくいかは、体験授業で判断したほうがいいでしょう。
記事内で紹介したサービス・会社
- ホワイトボードを共有し、授業料が業界最安級の個別指導塾Wam
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- 手元カメラを使い、返金解約ができるオンライン家庭教師の【メガスタ】
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